hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

テルマエ・ロマエ

2012-05-06 22:39:53 | Theaterstueck
映画:「テルマエ・ロマエ」観てきました。

一言で言って、面白い!!

まだ観ていない人も多々いらっしゃると思うので、ストーリーはここでは書きませんが、
阿部寛、もうこれ以上ないくらいのはまり役です。
現地人に交じっても、まったく違和感なく、日本人み見えません。

是非お勧め!!
笑えます






ブラック・スワン

2011-05-28 23:10:24 | Theaterstueck
ブラック・スワン観ました

凄かった、衝撃

実は先日、飛行機の中で前半だけ観た(途中で目的地に着いちゃって最後まで観られなかった)のですが、映画館の大画面&サラウンドで観ると何倍も迫力があり、さらに後半こそ観るべき映画で、圧倒されました。

ストーリーは書きませんが、、、
宣伝文句にあるように、心して観ないといけない映画です。

ナタリー・ポートマン、さすがに主演女優賞ですね、納得。

実は、主題とは全く違うところで感動がありました。

バレエのリハ中、ピアノだけでなく、ヴァイオリンも伴奏しているのですが、このヴァイオリンが絶品
音色、歌い回し、雰囲気などなど、もうヴラヴォー!!
ある一部の振りが繰り返されるため、ヴァイオリンも繰り返し同じフレーズを弾くのですが、なんとも美しい

州立歌劇場のコンマスを思い出しました。
いいなぁ~






告白

2011-05-02 23:08:49 | Theaterstueck
映画「告白」のDVDを観ました

ディープです。
映画館じゃなくて自宅で観て良かった。

これから観られる方は、覚悟して観て下さい


話変わって、夕食の話。

スーパーで鯵が新鮮で安かったこともあり、旬ですし、買ってきました。
氷に浸かっている新鮮な鯵
さばいてたたいて「鯵のたたき」
腹出して焼いて、「塩焼き」

旨かった~
写真も撮ったのですが、写真だとあまり写りがよろしくなかったのでパス

鯵は素晴らしかったです






Cosi fan tutte

2010-09-25 09:16:38 | Theaterstueck
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を観てきました

モーツァルトの4大オペラのひとつ。
概要はこちら:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%86

学生の頃、この序曲に苦労したなぁ、なんていう記憶があり
なんて失礼なことは置いておいて、このオペラ、大人は純粋に笑えます。
ストーリー的には、良い子は見ちゃダメ、って内容ですが、大人は、まぁね

場所はやっぱり、Nationaltheater: 州立歌劇場


↑ 席からの写真
今回は最上階下手側。
ちょっと横すぎて、首が辛かったかな?
いつ来ても豪華な劇場。
オケピもばっちり
ちなみに指揮者は女性の方でした。
オペラ劇場で、しかもコシファントゥッテで女性指揮者なんて

いつパウゼに入るんだろう?というくらいに1幕は長いのですが、でも面白くて飽きません。
男性二人が変装して激しく求愛するところで、パウゼ。



↑ ホワイエのシャンデリア
ちょっと変わった雰囲気で撮影できました


客席に戻ると舞台上には、



↑ 既に主役の二人がスタンバッています。
パウゼ中にもかかわらず、しっかり演じているのがさすが


かなり無理なストーリー展開で、大団円



↑ カーテンコール


いやぁ、いつ観てもやっぱりオペラは素晴らしい!!
やっぱり人の声が一番で、器楽は遠く及ばない、と思います。
どんなに声量があっても常に丸く心地よい歌声、さすがです。

また、フィオルディリージ(ソプラノ)のソロは、長いだけでなく、声楽素人が聴いても
超絶技巧がちりばめられていることがわかります。
それを見事に聴かせた歌手はさすがっ


そうそう、先日の神尾真由子の音色が欧米のソリスト達と違って聴こえるのはこのあたりかも?
欧米のヴァイオリンソリストの音色は、人の声に近いと思います。
一方、神尾真由子の音色は人の声ではないなぁ、と。

どんなに音量があって、主張があっても、人の声は柔らかく受け入れやすい。
このことを忘れないように、記憶に留めておきたいと思います。






100 Jahre Ballets Russes

2010-05-04 07:07:58 | Theaterstueck
カテゴリは、、、気にしないでください。
Theaterstueckでも作っておけば良かったかな?
=>
追記(May/04):カテゴリ"Theaterstueck"を作りました

ま、それはともかく、

バイエルン州立歌劇場では、今まさに
"Ballett Festwochen 2010 (バレエ祭週間2010)"
です 4/25 - 5/9


気にはなりつつも、なかなかチケットを買うまで行かなかったのですが、今回、幸運にも友人から余りチケットのお誘いが
面白そうだったので即答で観てきました




"100 Jahre Balletts Russes"

Rimski-Korsakow: "Sheherazade (シェーラザード)"
Poulanc: "Les Biches (牝鹿)"
Tchaikowsky: "Once upon an ever after (悲愴)"

Bayerischen Staatsballetts
Bayerisches Staatsorchester
Valery Ovsianikov: Leitung

ひとつの大作ではなく、オムニバスのような3曲構成。
このようなバレエは初めて観ましたが、これすばらしいっ
以前アップしたように、州立歌劇場オケは超一流な表現力を持ったオーケストラ
そのオケの演奏をバレエ付きで聴ける(って逆か)んですから、一粒で二度美味しい状態です



↑ ホワイエ
今回のバレエ週間の各バレエのシーンが鏡ごとに貼られています。

以下、各論です。

●リムスキー・コルサコフ: シェーラザード
そもそも今回の形態を理解せずに着席し、いきなりシェーラザードなんですからもうマニア垂涎
オケの演奏会ならメインの曲をいきなり最初ですからね

演奏会始まって1分経たずにいきなりコンマスソロ
素晴らしい音色、ブラヴォーッ
コンマスのソロの話だけでも延々書けそうですが、超短縮して、本当に素晴らしい音色です。
甘い高音と太い低音。十分ソリストとしてやっていけるんじゃないか、と思います
顔はよく見えなかったのですが、以前、白鳥湖のソロを演った人かなぁ、と。
あの広い広い劇場内にすばらしい音楽が響きます、うっとり

そしてオケ、これまたブラヴォー
元々オペラ、バレエのオケなので超一流の表現力
シェーラザードのような表題音楽も得意なんですね。
ピットのせいなのか、音が丸く纏まって響きます。
弦の音色なんて、本当にそれだけで十分聴かせられますね
Tpも良かったなぁ~

そして本来メインのバレエ
アラビアンナイト色を前面に出した演出。
プログラムにもラグジュアリーな色彩、とうたわれています。
時にコミカルにときに妖艶に、たっぷり楽しめました。
舞台の写真は無いのですが、上述のプログラムに載っている写真と、下記のホワイエの写真で雰囲気を感じていただければと思います。



↑ ホワイエに飾られている、シェーラザードの写真


●ブーランク:バレエ音楽「牝鹿」
うってかわって、音楽も演出もいきなり現代



↑ 開演前の幕
マリー・ローランサンの絵だそうです(教えていただき感謝

全体的にパステルカラーの演出。ピンク、ライトブルー、オフホワイトの世界。
一方、男性ダンサーは筋骨隆々の身体に、超ぴっちりのタンクトップとショートパンツ
登場してきたときには会場から失笑が、、、

面白かったですがちょっと理解不能だったかも


●チャイコフスキー:悲愴
プログラムの題だけだと何だかわかりませんでしたが、音楽は「悲愴」でした
ご存じチャイコフスキーの6番。交響曲を代表するような名曲をバレエ付きで聴ける幸せ(ってやっぱり逆
1楽章などは、ややもすればやっぱりシンフォニーオケの方が得意なのかなぁ、などと思ったりもしましたが、4楽章になると俄然このオケの得意な世界ですね。素晴らしいっ

悲愴の頃には耳も慣れてきて、バレエにもかなり集中して楽しむことができました。
演出は基本的には現代ですが、随所に「白鳥湖」や「眠れる森の美女」のシーンなどが織り交ぜられていて、理解しやすかったです。ソロダンサーを始め、群舞の踊りも含め、人間ここまで力強く、柔らかく、かつ身体だけで表現できるんだなぁ、ともはや感動というか感嘆です
演出的にも、力強さが全面に出ているのですが、それだけではなく凛とした表現、パ・ド・ドゥなどのテクニック、みごとなアンサンブル、うっとりです~

4楽章はすっかり白鳥湖の世界で、オデッサ、ジークフリート王子、オディール、ロッドバルトなどが登場。
お得感抜群です


急に観ることになったバレエですが、想像以上にとっても楽しめました。
おススメです