hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

音量、張り、音色

2018-09-11 23:49:53 | Musik
昨日はアスターナ室内合奏団、今日は加藤えりなさんのリサイタル、と珍しく二日連続で演奏会を聴かせていただきました。


いずれも素晴らしい演奏で感動するとともに勉強になりました。


個々の感想は別に書いているので、ここではソリストの音とオケの音について考えたことを。


加藤えりなさん、いつも端正な美しい演奏なんですが、今日はさらに凄みを感じられる大迫力の楽章もあり、その演奏に感動するとともに、これをTuttiメンバーがやったらオケは成り立たないのかも、と思いました。
やはりソリストの音量、張り、音色は違うんだな、と。
逆に昨日の室内合奏団、オケとして暖かい豊かな音色でこれまた感動しましたが、個々はソリストのような張りのある音は個々には出していないんだろうと思います。


もちろん、ソリストも場合によってはTuttiしますし、プロのオケマンもコンチェルト弾かれることもあります。そのような場合は切り替えてるのでしょうか?


ずっと悩んでいて未だに解けていない謎。オケではどの程度の音量、張り、音色で弾くべきなのか?音量だけではない、音色、音程、何より周りを聴けることが必要ですが、その上でも未だにわからないのです。


アマオケでは、やたら音量があって、でも、周りと音が融けない方もいらっしゃいます。そうなってはいけないと自分に言い聞かせつつ、でもプロは実は音量は大きいという説もあり。
一方、尊敬する白井篤さんのリサイタルやカルテットなどでは至近距離でも決してうるさくなくむさろ心地よい音量と音色なんです。


まだまだ悩みは解けません