hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

Wiesen ohne Bier

2010-09-27 05:51:34 | Essen
引っ越し準備で大分部屋が片付いてきました。
でもそれだけで最後の週末を過ごすのは寂しい、ということで、
Oktoberfestにもちょっとだけ行ってきました



↑ 人、人、人
今日は雨の予報だったのですが、朝になると雨は降らない模様で



↑ 巨大滑り台
写真左側は、上昇スロープになっていて、かなりのスピード。
女性は子供は係の人(黄色の服)が引っ張ってくれるのですが、男性は基本自力です。
皆、飛び乗るのですがこれがなかなかうまくいかず。
転んだり、あたふたしたり、結局殆どの人が係員のお世話になるのですが、その模様が
面白いのでこの周りには常に見物客(?)がいっぱい



↑ St. Pauls Kirche
Wiesenのお祭りの奥に威厳をたたえて建っています。
絵になります



↑ Power Tower
今年お目見えのアトラクション。
13階相当の高さ
で、乗っちゃいました

いわゆるフリーフォール。
落ち始めるときの感触がなんともタマリませんな
3次元回転系は苦手なのですが(去年、気持ち悪くなって大変でした)、フリーフォールは楽しい


ところで、気がつくと、ビッグテントが意外に空いている!!
どのテントも入場制限も無く入れるようです

しかし既に簡単に食事してしまっていて、引っ越し準備も残っているので、
結局一滴もビール飲まずに帰りました。
我ながら信じられん


テントは自由に入れたので、ちょっとテント内部の写真を



↑ Hippodrom
一番端にある、ちょっと派手系のテント



↑ Armbrustschuetzenzelt
狩がテーマのテント



↑ Ochsenbraterei
牛料理がメインのテント

こんなに空いているなら最初から入れば良かったぁ!!と思いつつ、
でもいろんなテントの雰囲気がわかって良かったな






ご近所へのご挨拶

2010-09-26 06:29:06 | Leben
さすがに最後の週末となると、片づけに追われています

入居時に撮った写真を参考に、食器や書類などを元の通りに戻したり、
船便、航空便、手荷物、処分、などをわけながら整理していきます。
当時の写真を見ると、いかにモノが少なかったかがわかり、いかに我々が
多くを持ちこんだか、を理解させられます。
これを全て持ちかえるか処分するかしなくては

午後遅くなって、お腹がすいたこともあり、PEPへ
PEPに入っている庄屋さんでランチ;


↑ Sushi klien



↑ Sushi Gross


こちらでは贅沢なくらい立派なお寿司です
よくお弁当などを買って持ち帰っていたのですが、お店で食べるのは初めて。
サービスのお味噌汁が美味しかったです。

なじみとなったお店のお姉さんと、板さんに帰国の旨を伝えるとともにお礼を伝えました。
またドイツに来たら必ず来店すると約束

お得意さんとなっているスーパー:Kauflandでは日本人学校の友人家族とばったり。
これまた、お別れの挨拶。
これまた暖かい言葉をいただいて、嬉しいのですが、反面寂しいですね


帰宅してまた整理の続き。
夜になって次はご近所さんにご挨拶。

日本での連絡先を書いたカードやお土産を持ってピンポーン
どの家族も、別れを惜しむとともに、いろいろ親切なお言葉。
本当に良い隣人に恵まれて幸せなミュンヘン生活だったことがわかります。
またまた、ドイツに来たら必ず連絡することを約束し、連絡先の交換をしました。
1つのご家族はピアノの先生で、ご主人が先生であることは知っていましたが、奥さまもピアノの先生とのこと。
赴任中にちょっとでも子供をレッスンしてもらえば良かったなぁ、と思います


皆さまに心から感謝です
また必ずドイツにまた来て、ご挨拶に伺います






Cosi fan tutte

2010-09-25 09:16:38 | Theaterstueck
オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」を観てきました

モーツァルトの4大オペラのひとつ。
概要はこちら:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%86

学生の頃、この序曲に苦労したなぁ、なんていう記憶があり
なんて失礼なことは置いておいて、このオペラ、大人は純粋に笑えます。
ストーリー的には、良い子は見ちゃダメ、って内容ですが、大人は、まぁね

場所はやっぱり、Nationaltheater: 州立歌劇場


↑ 席からの写真
今回は最上階下手側。
ちょっと横すぎて、首が辛かったかな?
いつ来ても豪華な劇場。
オケピもばっちり
ちなみに指揮者は女性の方でした。
オペラ劇場で、しかもコシファントゥッテで女性指揮者なんて

いつパウゼに入るんだろう?というくらいに1幕は長いのですが、でも面白くて飽きません。
男性二人が変装して激しく求愛するところで、パウゼ。



↑ ホワイエのシャンデリア
ちょっと変わった雰囲気で撮影できました


客席に戻ると舞台上には、



↑ 既に主役の二人がスタンバッています。
パウゼ中にもかかわらず、しっかり演じているのがさすが


かなり無理なストーリー展開で、大団円



↑ カーテンコール


いやぁ、いつ観てもやっぱりオペラは素晴らしい!!
やっぱり人の声が一番で、器楽は遠く及ばない、と思います。
どんなに声量があっても常に丸く心地よい歌声、さすがです。

また、フィオルディリージ(ソプラノ)のソロは、長いだけでなく、声楽素人が聴いても
超絶技巧がちりばめられていることがわかります。
それを見事に聴かせた歌手はさすがっ


そうそう、先日の神尾真由子の音色が欧米のソリスト達と違って聴こえるのはこのあたりかも?
欧米のヴァイオリンソリストの音色は、人の声に近いと思います。
一方、神尾真由子の音色は人の声ではないなぁ、と。

どんなに音量があって、主張があっても、人の声は柔らかく受け入れやすい。
このことを忘れないように、記憶に留めておきたいと思います。






メータ、神尾真由子&MPhil

2010-09-24 04:11:21 | Konzert
昨日はヤプログメンテ中でアップできなかったので、昨日の話題です


MPhil演奏会でした

2010/2011シーズンの最初のシリーズ



↑ 場所はもちろんGasteig

今回の赴任生活で本当に最後のGasteig。
ちょっとさびしいですが、でもまた来る機会があると信じます。

Gasteigでの演奏会の前は、やっぱり、GASTでの食事



↑ 手前左がPfifferlingeのスパゲティ、右がトマトとアスパラのスパゲティ、奥がマルゲリータピザ
ここのパスタは、茹で時間の短縮のためか独特のモチモチパスタで、いつ食べても美味しい~


そして会場へ:


↑ 席からの写真です。

Block E (舞台上手側)の席でした。

お客さんは8~9割くらいでしょうか。
ちょっと空席がチラホラ目立つかな?


↑ 本日のプログラム:

Anton Webern: Passacaglia fuer Orchester op.1
Max Bruch: Konzert fuer Violine und Orchester Nr. 1 g-Moll op.26
Pjotr Iljitsch Tschaikowsky: Symphonie Nr.4 f-Moll op.36

Mayuko Kamio: Violine
Zubin Mehta: Dirigent
Muenchner Philharmoniker

びっくりするくらいの、名曲プロですね。


以下、各論です。

●ウェーベルン:オーケストラのためのパッサカリア
初めて聴く曲でしたが、なじみやすいきれいな曲。
Vn Soloが、コンマス、サイド、2ndトップ、各々にあります。
コンマスソロ中に、ホルンがミュートを落っことすというハプニング。
さすがに罰金モノですな。

●ブルッフ:Vnコンチェルト
神尾真由子のソロ、初めて聴きました。
ご存じ、オイストラフコンクール、チャイコフスキーコンクールの最年少覇者。
おそらく日本でチケット取るのは大変でしょうし、ミュンヘンで聴くことができてラッキー!!

テクニック十分で、迫力ある音色。
こちらの多くのソリストが持つ「甘く柔らかく通る音色」ではないですが、弓をパンパンに張って、力強くグイグイ押すような演奏でした。
ある意味、久しぶりに聴くスタイルで(日本では良く聴いていたかも)ちょっと新鮮味も。
こういう演奏もアリなんだなぁ、と思いだしてみたりして。

逆にいえば、ここに大きな違いがあるかなぁ、と思います。
ヒラリー・ハーンも、ユリアフィッシャーも、F.P.ツィンマーマンも、ギル・シャハムも、ジュリアン・ラクリンも、
皆、個性的な音色を持っていますが、いずれも力で押すような音色では無いんです。
甘く太く柔らかい、でもフルオケを従えてもなお突き抜ける力がある。
神尾真由子の音色も、素晴らしい音色であることは間違いないですが、私としてはやっぱり上述のソリストの音色の方がいいなぁ、と私は思います。まぁ、好みの問題でもあるんですけど。
日本では澤和樹とか庄司紗矢香の音色が甘い音色だったなぁと思った記憶があります。

●パガニーニのカプリス(アンコール)
何番だったけな?と思いつつ、楽譜もCDも既に海の上なので、、、わかったらアップします。
アンコールにパガニーニカプリスを持ってくるところが、テクニックに自身があることの証明ですね。
これまた迫力十分なアンコールでした。


↑ 花束をもらっている神尾真由子
このあとにアンコールの演奏でした。

楽器は、ヨアヒムが使っていたという1727年製ストラド。
しかし、ヨアヒムが使っていたというストラドって何台あるんだろ?
いろんなところでお目にかかるような?

●チャイ4:
もう、もう、ただ、ただ、素晴らしかったです、ブラヴォー!!
MPhilは数多く聴いてきましたが、その中でも私的には5本の指に入る演奏だったと思います。
随所に、ホールを鳴らすMPhilサウンドが聴かされ、熱い演奏ながらちゃんと統制されていて、
今年のMPhilはすごいぞっと期待を抱かせる演奏でした。
特筆は3楽章。下手な演奏だと飽きてしまう弦のピッツですが、これがもう、涙が出そうなくらい美しく広がりのあるサウンド。
今回の席は端でしたが、正面でステレオ効果を感じたかったな。
超一流オケで聴くと3楽章も楽しい~!!
ちなみに、中間部冒頭の管楽器の入り、Obが見事に外してしまい、、、
私お気に入りの女性の1番Obだっただけに残念。
今日は随所に外していました (ToT)

そして4楽章。
勢いで弾いてしまう演奏が多い中、規制の効いた速度できっちりと合わせた演奏。
逆にこの速度だと、アマオケなどでは実力がバレバレで怖いんですが、これをばっちり、
しかも自前のサウンドで聴かせるのがさすがですね。
最後の盛り上がりも期待通り、演奏終了直後、大拍手とブラヴォーの嵐!!


↑ 演奏後の舞台

最後に本当に素晴らし演奏が聴けて幸せです。

そうそう、メータについて。
よく写真や映像で見るイメージからはだいぶお年を召された外見です。
しかし指揮は躍動的ではっきり、どちらかというとわかりやすい指揮です。
そこから出される音がこの素晴らしいサウンド!!
さすがですね~!!
花束は1st Vn最後方のベテラン女性ヴァイオリニストに渡していました
わざわざそこまで行って手渡し、わぉ

この感動をずっと記憶に留めておきたいと思います






Nymphenburg Sekt

2010-09-22 05:33:07 | Event
昨日は、Oktoberfestのワインテント:



↑ Nymphenburg Sekt
でした。

一日遅れのアップですみません

初めて入るテントですが、ここは、文字通り「ワインテント」
21:00までは、ヴァイスビールは飲めますが、ビールはそれのみ。
21:00以降はワインのみ、という徹底ぶり。
とても、ビール祭り会場のテントとは思えませんが、それはそれで一興です。


ここは、他のテントに比べると、ちょっと上品という話でしたが、、、



↑ この盛り上がり
結局、皆立ちあがって歌えや踊れや



↑ 舞台ではバニー登場


確かに若者の比率は少なかったかもしれませんが、でも十分フェストを満喫でき、楽しかったです~

他のテントが23:00に閉まる中、このワインテントは25:00まで営業。
24:00過ぎに外にでると、



↑ なんか侘し~


比較のために、駅からワインテントまで歩く途中の(つまり20:30頃)の写真:



↑ イルミネーションも綺麗なフェスト


おまけ、というわけではないですが、今日は久しぶり(1年ぶりくらい?)に、会社近くのタイ料理屋さんに行きました
以前のブログにも何度かアップしたお店、懐かしい~!!
今日はいつものママさんではなく、おそらく娘さん(?)が接客していました。

ここはドイツに来た当初、まだドイツが殆どできなかった頃に、なんとか会話出来て喜んでいた店でもあり、その頃に比べると今は多少はドイツ語も上達したかなぁ、などと思ってみたり。

いろいろ注文して、最後のカレーは残しちゃいましたが、美味しかったです
また来たいなぁ、と思います