MPhilのコンサートでした。
場所はいつものGasteig Philharmonie
↑ 開演前、席からみた舞台
今日のお目当ては、このヴァイオリニスト:
↑ Frank Peter Zimmermann
もっとも敬愛するヴァイオリニストです
今日のプログラム:
Strawinsky: "Feu d'artifice"
Martinu: Vn Konzert Nr. 2
Ravel: "Alborada del Gracioso",
"Pavane pour une Infante defunte",
"Bolero"
Ion Marin: Dirigent
F.P. Zimmermann: Violine
今日は、なんといってもツィンマーマン
ものすご~く久しぶりに、生演奏を聴きましたが、
やっぱりその美音、健在です
写真でわかる通り、すぐ近くで聴いたのですが、この距離でも
とっても魅力的な音色。今回は遠くで聴くことはできません
でしたが、おそらく美しい音色が遠くまで響いていたことでしょう。
よく、「遠くで良い音色は、近くでは荒い。」なんて聞きますが、
こっちで超一流の演奏を聴いていると、とてもそんな気がしません。
遠くでも近くでも、美しい素晴らしい音色がしていると思います
ツィンマーマンは、以前もそうでしたが、演奏中のどこにも、
「ギッ」とか「ガッ」とかいうような音は一切なく、どんなに超絶技巧の
箇所でも、常に甘い美しい音色がするのが特徴だと思います。
それが十分な個性なのですが、いわゆる派手な個性はないためか、
最近の人気はイマイチですが、私はもっとも愛すべきヴァイオリニスト
だと思っています。
今日もマルティヌーという難曲を、なんとも美しい曲として聴かせて
くれました。こんな演奏をできる人は、そう何人もいないと、私は思います。
今の楽器は、クライスラー所有だったストラドだそうです。
楽器も素晴らしいのですが、それを彼が弾くと、本当に甘い澄んだ音色と
なりますね
アンコールは、バッハの無伴奏ソナタ2番からのAndante
広いPhilharmonieに、たった1台のヴァイオリンの音色が響いて、
これまたなめらかな美しいバッハ。
至福のひとときでした。
最後の和音がまだ響いている中、大きな咳が客席から響いたのが
とっても残念でした
もうこれだけでも十分だったのですが、他の曲についても感想を。
ラベルの2曲目:亡き王女のためのパヴァーヌ
美しいメロディが有名な曲。最初のHrが外したので、失笑しちゃいましたが、
Fgが大変すばらしかったです。美しい曲ですね~
いつかやってみたい
ラベルの3曲目:ボレロ
実は、この曲を生で聴くのは初めて
演奏したことも無く、つまり生は初めて。
これって、、、、
弦楽器泣かせの曲なんですね~
管にとってはなんとも美味しい曲なんですね~
今日の指揮者は、パフォーマーのようで、その派手な指揮ぶりと、
曲の終盤の盛り上がりで、拍手喝采
私個人的には、断然マルティヌーの方が良かったけれど、
お客さん全般的には、圧倒的にボレロの拍手がすごかったです。
名曲であることは間違いないですが、ま、自分ではやらなくても
良い曲の一つかな~、なんてエラソーですね、すみません
ちなみに、あまり本題ではないですが、ピッツの間、弓をどこに
置いているか、の発見。
通常、譜面台の楽譜の箇所に置けるのは1本のみ。なので
普通にプルトを組んでいると、一人はそこには置けないので
膝の上に置いたり、床(?)に置いたりするのですが、ここGasteig
の譜面台には、楽譜置きの下の方に、別の鉛筆置き(?)のような
皿状のものがあり、そこにみんな弓を置いていました
するとプルトの二人とも仲良く弓が置けるので、解決
な~んだ、そういうことか
今日の演奏会は、演奏以外にも楽しいことがいっぱいあったのですが、
それについては、後日アップします
場所はいつものGasteig Philharmonie
↑ 開演前、席からみた舞台
今日のお目当ては、このヴァイオリニスト:
↑ Frank Peter Zimmermann
もっとも敬愛するヴァイオリニストです
今日のプログラム:
Strawinsky: "Feu d'artifice"
Martinu: Vn Konzert Nr. 2
Ravel: "Alborada del Gracioso",
"Pavane pour une Infante defunte",
"Bolero"
Ion Marin: Dirigent
F.P. Zimmermann: Violine
今日は、なんといってもツィンマーマン
ものすご~く久しぶりに、生演奏を聴きましたが、
やっぱりその美音、健在です
写真でわかる通り、すぐ近くで聴いたのですが、この距離でも
とっても魅力的な音色。今回は遠くで聴くことはできません
でしたが、おそらく美しい音色が遠くまで響いていたことでしょう。
よく、「遠くで良い音色は、近くでは荒い。」なんて聞きますが、
こっちで超一流の演奏を聴いていると、とてもそんな気がしません。
遠くでも近くでも、美しい素晴らしい音色がしていると思います
ツィンマーマンは、以前もそうでしたが、演奏中のどこにも、
「ギッ」とか「ガッ」とかいうような音は一切なく、どんなに超絶技巧の
箇所でも、常に甘い美しい音色がするのが特徴だと思います。
それが十分な個性なのですが、いわゆる派手な個性はないためか、
最近の人気はイマイチですが、私はもっとも愛すべきヴァイオリニスト
だと思っています。
今日もマルティヌーという難曲を、なんとも美しい曲として聴かせて
くれました。こんな演奏をできる人は、そう何人もいないと、私は思います。
今の楽器は、クライスラー所有だったストラドだそうです。
楽器も素晴らしいのですが、それを彼が弾くと、本当に甘い澄んだ音色と
なりますね
アンコールは、バッハの無伴奏ソナタ2番からのAndante
広いPhilharmonieに、たった1台のヴァイオリンの音色が響いて、
これまたなめらかな美しいバッハ。
至福のひとときでした。
最後の和音がまだ響いている中、大きな咳が客席から響いたのが
とっても残念でした
もうこれだけでも十分だったのですが、他の曲についても感想を。
ラベルの2曲目:亡き王女のためのパヴァーヌ
美しいメロディが有名な曲。最初のHrが外したので、失笑しちゃいましたが、
Fgが大変すばらしかったです。美しい曲ですね~
いつかやってみたい
ラベルの3曲目:ボレロ
実は、この曲を生で聴くのは初めて
演奏したことも無く、つまり生は初めて。
これって、、、、
弦楽器泣かせの曲なんですね~
管にとってはなんとも美味しい曲なんですね~
今日の指揮者は、パフォーマーのようで、その派手な指揮ぶりと、
曲の終盤の盛り上がりで、拍手喝采
私個人的には、断然マルティヌーの方が良かったけれど、
お客さん全般的には、圧倒的にボレロの拍手がすごかったです。
名曲であることは間違いないですが、ま、自分ではやらなくても
良い曲の一つかな~、なんてエラソーですね、すみません
ちなみに、あまり本題ではないですが、ピッツの間、弓をどこに
置いているか、の発見。
通常、譜面台の楽譜の箇所に置けるのは1本のみ。なので
普通にプルトを組んでいると、一人はそこには置けないので
膝の上に置いたり、床(?)に置いたりするのですが、ここGasteig
の譜面台には、楽譜置きの下の方に、別の鉛筆置き(?)のような
皿状のものがあり、そこにみんな弓を置いていました
するとプルトの二人とも仲良く弓が置けるので、解決
な~んだ、そういうことか
今日の演奏会は、演奏以外にも楽しいことがいっぱいあったのですが、
それについては、後日アップします