+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

涸沢カールに立つ

2011年05月08日 | 本州の山
5月のゴールデンウィークを利用して北アルプスに行ってきた。
場所は涸沢。行ったのは私を含め4名である。
目的は『奥穂高岳または涸沢岳に条件次第では登る』ということであった。
とは言え私は、『涸沢に行くだけでも良し』と考えていたので、自ずと他の3名とは
意気込みが違っていた。
日程は以下の通り。
1日目(5月3日) 上高地―明神―徳沢―横尾―涸沢(涸沢ヒュッテ泊)
2日目(5月4日) 涸沢―白出コル(穂高岳山荘)―奥穂高岳(又は涸沢岳)―白出コル―涸沢―横尾(横尾山荘泊)
3日目(5月5日) 横尾―徳沢―明神―上高地

結果だけいうと二日目は私だけ単独行動で、3名は奥穂高岳、更に涸沢岳まで登頂を果たして横尾に帰ってきた。
私は、涸沢ヒュッテから涸沢小屋まで足を伸ばし、涸沢小屋ではコーヒーなど飲みながら穂高の急峻な山々、
吊尾根、カラフルなテント場を見て、至福の時間を味わってきた。
その後は、景色を楽しみながら、彼らより一足早く横尾に下った。実は、横尾から蝶ヶ岳に向かう途中の『槍見台』
まで行って槍の穂先を見たいと思っていたからである。
槍見台までは30分余りで行くということだったので直ぐに向かい、槍ヶ岳を見ながら昼食を取った。
後で考えると、彼らが帰ったのが18時直前だったことから、槍見台から蝶ヶ岳まで足を伸ばしても良かったのでは
という思いもふと頭を過ぎった。
ただ、横尾山荘に定時にチェックインし、昼寝、一番風呂、夕暮れ時までの屋外での飲酒、周囲の人達との会話など、
贅沢な時間を過ごさせてもらっただけでも、私としては登頂に値する喜びがあった。



平湯温泉あかんだな駐車場。既に第2駐車場まで埋まっていて、我々同様出発準備する人もいる。


河童橋越に見える奥穂高岳


明神。穂高奥宮の標柱が立っていた。奥には明神岳が控え見守っている。


有名な徳沢園


徳沢園前のテント場と出迎えてくれた猿のペア


梓川越に見える前穂高岳、明神岳の峰々。


横尾に近づくに連れ見える屏風岩


横尾大橋。鯉のぼりが泳いでいた。ここで昼食。後ろは屏風ノ頭。


横尾を過ぎると屏風岩が迫ってくる。



本谷橋(この時期は外してある)を過ぎていよいよ涸沢へと沢沿いに進む。


涸沢カールはまだまだ遠い。


漸く涸沢カールが見えてきた。


やっと涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてきた。でもここからが遠かった。


涸沢ヒュッテから振り返ると北東に大天井岳、常念岳の稜線が見えた。


ヒュッテ越に見える奥穂高岳、涸沢岳方面


奥穂高岳から伸びる前穂高岳への吊尾根(奥穂寄り)


吊尾根の向うに太陽が消えていった。(前穂寄り)


涸沢ヒュッテ入口。布団1枚に二人と言われたが、最終的には1枚に一人で四人部屋を独占できた。






 


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