+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

パノラマ銀座縦走(常念岳)

2011年07月22日 | 本州の山
蝶ヶ岳への登りを前後しながらやって来た夫婦と、翌日の予定を話していたら常念岳まで
一緒に行きませんかということになった。
出発は4時という。私は5時出発の計画であったが、「早い出発の方が途中余裕が持てる」
と考え同意した。
20時前に寝たものの中々寝付かれず、21時頃まで悶々としながら、いつの間にか眠っていた。
起床は3時25分。早速自炊者用テーブルでお湯を沸かし、スープとパンで朝食を済ませた。
私が食事をしている間に、昨夜話していた夫婦と女性一人が一足早く出発した。
結局私は出発したのは4時20分。気温は15度、出発時は少し肌寒い感じであったので、長袖
シャツを重ね着して歩き始めた。

ヒュッテを出ると漸く東の空が赤く染まってきていた。

穂高の方は満月の光で照らされ山稜が浮かび上がっていた。

刻々と日の出が迫ってくる。旧山頂に向かう途中から。

穂高も槍も少しずつ赤みを増してきた。



4時42分、日の出の瞬間。

日の出を迎えて直ぐのところが横尾への分岐であった。

穂高から槍までの頂が染まってきた。刻々と変化する絶景。

南東方向の雲海の向うに富士山、南アルプスが浮かんで見えた。

旧蝶ヶ岳山頂。表示がなくなり三角点の石柱だけが残っている。

蝶ヶ岳の影を映した穂高の山々。今日も快晴である。

蝶槍に近づいてきた。後ろは常念岳である。

蝶槍の近景と山頂。山頂には「TOP」と書いてあった。
 
蝶槍を越えると急坂を下っていく。鞍部には池がありその頃から花が目立つようになった。
次のピークに向かう途中から振り返って見た蝶槍。山頂に人が立っている。

次のピークから見た上高地方向。御嶽山、乗鞍岳が見える。

蝶ヶ岳の長い稜線。右端が蝶槍である。

常念岳が迫ってくる。右側が前常念岳である。

槍ヶ岳から穂高岳への大キレットが正面に見えてきた。

常念岳への鞍部に下る直前の高台。ここで先行する3人に追いついた。急坂の岩肌が見えている。

鞍部から見た常念岳。写真では解らないがかなりの急登、岩場。山頂は左側。

登山者を励ましてくれる表示。

変わった石の造形。

蝶ヶ岳方面

山頂方面。漸く山頂に近づいてきた。
 
8時20分、遂に常念岳山頂に到達。

祠の前で槍ヶ岳をバックに入れて貰って記念撮影。

山頂からの眺望。大キレットの向うに白山が見える。

槍ヶ岳方面

裏銀座方面。

横通岳方面。立山、剣岳方面が見えている。

南アルプス、富士山方面


山頂で3人と別れ先ずは常念乗越への激下りにかかった。大小の岩や石の登山道が続き一気に太股に負担がかかる。
山頂から15分余りで前常念岳の分岐に差しかかった。

下る途中か見た常念岳。

眼下に見える赤い屋根の常念小屋。まだまだ激下りが続く。

次に向かう横通岳の山頂は安曇野側から雲が湧き立って来ていた。

9時28分常念乗越に着いた。木陰を見つけて、ここで休憩し蝶ヶ岳ヒュッテのおにぎり弁当を食べた。

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