もう1か月が過ぎてしまった蝶ヶ岳登山。蝶ヶ岳に登ったのは9月20日で、テント泊をして21日には下山したが、山頂から眺めたあの御嶽山が27日に大噴火をし、多数の犠牲者を出した大惨事に動揺し、痛ましさで自分の記録などまとめる気にならなかった。 思えば、御嶽山は私が北アルプス登山をデビューした山である。2009年5月、からつ労山の仲間4人で王滝駐車場から、王滝山頂に続く雪の斜面を直登し、剣ヶ峰山頂まで辿り着いた初めての3000メートル級の山である。 今回の噴火から救助活動までの惨状を映す映像を見るにつけ、懐かしさと共に、自分たちが立った山頂、あの場所が噴火にさらされたと思うとあたかも自分のことのような驚きと怖さを禁じ得ない。ただただ犠牲者の方々のご冥福を祈るのみである。冒頭の写真は蝶ヶ岳から見た御嶽山。左端に見える山である。鎮魂を祈って。 さて、蝶ヶ岳登山について記録をまとめてみたい。ようやくその気になってパソコンに向かっている。 長を9月18日夕方出発。今回も家内と二人である。途中の高速道路サービスエリアやパーキングで休憩と仮眠を取りながらのゆっくりドライブである。平湯温泉あかんだな駐車場に19日午前11時頃に着いた。出発準備をしてバスで上高地へ。上高地バスターミナルには観光客と登山者が溢れていた。 午後1時前に上高地を出発。家内にとっては初めての上高地である。人の多さに驚いてる。河童橋での記念写真も順番待ちのような状態で、人混みに交じっての撮影となった。 |
河童橋越に穂高岳を望む
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