+3Kの牛の如く

前に向かってひたすら歩く。
感動し、希望を胸に、明るく楽しく元気に。
大地を踏みしめて歩く。牛の如く。

ゆた~と

2009年06月12日 | 熊本県の山
火曜日から昨日まで出張していて、白髪岳登山後についてまとめが出来なかった。少々色褪せてしまったが、登山後の疲れを癒す場所として、山に登らなくとも日頃の喧騒を離れてリフレッシュする場所として、再び訪れたいと思う場所なので記してみたい。
白髪岳登山を終えての宿泊場所は、宮崎県児湯郡西米良村にある双子キャンプ村のコテージであった。
登山口から子一時間かかったが、そこは西米良温泉「ゆた~と」という温泉施設が併設されていて、食事もそこで取れるようになっていた。



チェックインをして、コテージに荷物を置いて早速温泉に入った。
露天風呂は「川の湯」と「陽の湯」の二つあり、この日は男湯が「川の湯」になっていた。
「川の湯」は庭園の中の露天風呂で、新緑に囲まれての入浴は一層疲れを癒してくれた。
温泉の泉質は、美人の湯といわれる「嬉野温泉」の湯に似ていて、肌の角質が溶けて、ぬるぬるする感覚を覚えた。
風呂から上がって、夕食までの時間があったので、キャンプ場の横を流れる「一ツ瀬川」に行ってみた。
キャンプ場から遊歩道を歩いていくと川原に出た。大きな石があちこちに点在しその間を清流が縫うように流れていた。

風呂上りの汗も引いた頃、夕食となった。一泊夕食つきプラス温泉入浴一人3500円に、若干鹿刺しの追加料理はあったが、値段の割には満足の食卓。

先ずは全員「生ビール」で乾杯となって、私にとってはもう一つの楽しみである「宴会」が始まった。
宴会が始まって感心したのは、85歳の小柳氏の食欲である。流石にビールは生ビールをグラス一杯だけに抑えられたが、食事はどんどん平らげられていく。
食べるスピードも決して遅くもなく、私の方が飲んでる間に食事が遅いくらいであった。
健康の秘訣は、旺盛な食欲の他にもあった。この後の睡眠時間である。彼は21時頃には一足早く床に就いたが起きたのは7時前であった。
年取ると早く目が醒めるとよく言うが、全く逆で、我々より遅く、朝食の支度をしている時にお目覚めであった。

食事処での宴会は20時頃お開きになり、その後は勿論コテージで二次会である。
焼酎にビール、思い思いに飲んで、語り合って年に一度の宿泊つき遠征を満喫した。夜も更けて23時近くに漸くお開きにして床に就いた。
翌日の朝食は、男性陣が賄うことになっていた。
翌朝6時頃に目覚めて支度に取り掛かった。
男の料理は豪快といえば聞こえはいいが、つまりは大雑把と。味噌汁は具沢山でお汁が見えないほどに出来上がった。


美味しいとまではいかなかったけれども、お腹を満たすことは何とか出来たようだ。
食後は、再び「一ツ瀬川」に下りていった。
するとあちこちに釣り竿を振っている人がいた。聞けば鮎釣りだという。丁度6月1日から解禁になったということで、上流や下流で釣り人が沢山見えた。
たまたま、近くに釣り上げた人が来たので釣果を聞くと「鮎より釣り人が多い」という返事が返ってきた。




その後、もう一度温泉に入ろうということになり「ゆた~と」に行った。
今日のお風呂は昨日と入れ替わりで、男性は「陽の湯」の方であった。
温泉の温もりで、前夜のアルコールも汗にして、さっぱりとした体調に戻して西米良温泉「ゆた~と」を後にした。
帰りに「川の駅」があるということでそこ向かった。するとこんな綺麗な橋が架かっていた。




橋を渡った所に立派な看板が立っていた。


双子キャンプ場までの道は「一ツ瀬川」の深い渓谷沿いに走っている。
その少し開けた所が西米良村大字村所というところで、深い山と透き通った清流があった。
森林浴も川からのマイナスイオンも満喫でき、さらに温泉があってと、至れり尽くせりのリゾート地であった。
又訪れてみたいと思わせる地で、きっと「カリコボーズ」が呼んでいるのかもしれない。
北部九州からは遠いけど、道中を楽しみながら行くとあっという間に届く距離である。
まして気の会う仲間となら、かかる時間より彼の地を満喫する方が数倍価値があるように感じた。是非味わってもらいたいものである。

帰りに白髪岳を見ると、ちゃんと顔を見せていた。



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