はれっとの旅路具

(はれっとのたびろぐ)田舎暮らしと旅日記
金沢・能登発 きまぐれ便

頑張れ!東北。負けるな!岩手・宮城

2008-07-22 18:04:05 | つぶやきあれこれ
発生から1ヶ月以上経過した岩手・宮城内陸地震ですが、無傷のはずの観光地にも相変わらず風評被害と考えられるキャンセル・予約が入らない状況が続いているようです。
直接被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。
また、周辺の観光地でお客様が激減している関係者の方々にも、お見舞いもうしあげます。

能登半島地震の際、いち早く情報収集し、リンク集を公開された知人のTさんが、岩手・宮城内陸地震一連の情報(マスコミ報道・地元からの発信情報など)を整理してリンク集を作ってくれました。
岩手・宮城内陸地震関連情報

その中で、気になったニュース。
岩手・宮城地震の余震「可能性ほとんどなし」…気象庁 読売新聞(2008/07/10)記事
政府機関も認めたことで岩手・宮城の直接の被災地を除いて、安全宣言がされたと同じだと思います。

ところで、東北各県知事から「安全宣言」が直接出されたのでしょうか?
僕が疎いのか、伝わってこないのが気がかりです。
こういうことは、大々的にやらないと、日常の情報洪水の中で埋もれてしまいます。

僕が6月末に現地周辺への出張に行ったのとほぼ同時期に、現地周辺を専門家の立場で調査した結果が公開されています。
10日後の山形・宮城:その1(当ブログ2008/07/07)
防災専門家による現地調査報告(専門家向けのサイトなので、専門用語が並んでいます。予めご了承ください)
こちらでも、今回の地震の影響が如何に狭い範囲でしかないか、報告されています。

何度も指摘しますが、岩手・宮城内陸地震は過去の地震からは稀に見る程限定的な災害だったようです。


このような状況の中、マスコミもポジティブな現地情報を発信しつつあります。
「いい湯」再開 一関・須川高原 読売新聞(2008/07/20)記事
この報道もローカル扱いなのが大変気になりますが、それでも「自らの報道により被災地でも無い周辺地域が経済的に打撃を受けることの社会的な意味(責任)」について、報道関係者の中にも学習効果が現れつつあると、ここでは前向きに捉えておきましょう。


風評被害に見舞われている地域・関係者の皆様には、ポジティブな情報を発信し続けることが大切です。
その関連で、復旧・復興を印象付ける新しいイベントを企画・開催することなども是非、ご検討になればと思います。
旅館大沼さんの露天風呂 東鳴子温泉
今年の夏は、東北がチャンスかも!
観光客が押し寄せて、せっかくの秘湯が「らしく無い」状態になっていたのが、秘湯らしくなってゆったりできる可能性が高くなっていますネo(^o^)o
(写真は、震災約2週間後の6/26に行った東鳴子温泉・旅館大沼さんご自慢の露天風呂です)
源泉湯治 by 旅館大沼さん


頑張れ!東北
負けるな!岩手・宮城


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