客先訪問時にお客様とランチで蕎麦屋に行きました。
テーブル5つ、カウンター6席、お座敷2部屋と
かなり広めの店内にもかかわらず、
1時過ぎでお客は私たち2名のみ。
カウンターの食材庫は空っぽで
従業員は店主とパートのおばあさん(親子?)だけ。
駅近の大通り沿いという好立地にもかかわらず、
流行ってるようには思えません。
にもかかわらず
「赤字で大変」のような悲壮感もなく
料理はボリューム満点でとても美味しい。
どうやって経営してるんだろうと不思議に思い、
お店を出てから辺りを見渡していると、
店舗の側面に「コーポ〇〇(蕎麦屋と同じ名前)」の看板と
鉄製の外階段を発見。
どうやら店舗は自己物件らしく、
上の階はアパートにして賃貸に出しているようすでした。
家賃やローン返済(建物が古いので完済済みと思われる)といった固定支出がなく、
家族経営で外部に支払う人件費もなし、
さらにコロナの影響を受けにくい家賃収入まである。
アフターコロナで生き延びるのは
こういうしたたかな零細企業かもしれませんね。