倒産防止共済

中小企業の節税の味方といえば

「倒産防止共済」。


「倒産防止共済」とは

取引先が倒産したさいに

最大8,000万円を

無利子で貸してくれる、

という保険制度のこと。

経済産業省所管の

「中小企業基盤整備機構」

という独立行政法人が運営しています。


保険としてはあまりメリットのない制度ですが、

「掛金が全額損金算入」かつ

「解約返戻率100%(40月以上加入)」

という税制上のメリットがあります。

これは簡単にいうと

「お金を預けるだけで経費になる。しかもリスクはほぼゼロ」

ということ。

こんな制度は民間の保険会社にはありません。


「月掛金は最大20万円」

「掛金総額は800万円」と

限度額が小さいのが欠点ですが

中小企業が最初に節税するなら充分な金額。

まだ未加入の会社はぜひ検討してみましょう。

http://www.smrj.go.jp/tkyosai/index.html

社長の条件

「ヒマだ。まあいいか」

「ヒマだ。どうしよう」

社員と経営者の意識の違いを

一言で言い表すと、こんなところでしょうか。


景気が悪いのを

ただ受け入れるのはなく

どうすべきかひたすら考えることも

社長の条件かもしれませんね。

社員旅行

いつも通っている理髪店のスタッフが

「社員旅行に行く」と話してくれました。


費用はもちろん全額会社負担、

お店は休まず交代制で全員参加、

行き先は海外、熱海、離島等の各種プラン、

となかなか本格的です。


強制参加の会社イベントは

今どきの若者には受けないように思っていましたが

「同期と一緒に旅行ができるので楽しみ」と

スタッフは素直に喜んでいました。


ちなみにこの理髪店は業績好調のようです。

日本経済の復活は

昭和の会社文化の復活がカギに

なるかもしれませんね。

夏休み

学校によっては

来週月曜日から二学期が始まるそうです。


週休2日のしわよせらしいですが、

「夏休みは8/31まで」の世代からすると

ちょっと気の毒に思いますね。

墓参り

相続対策の障壁になるのが

肉親同士の対立。


せっかく節税策を提案しても

親子間・兄弟間で揉めていては

なかなか実践できません。


個々の損得勘定は抜きにして

「財産を残してくれた先祖に感謝する」

「一族の財産を国から守る」といった意識を

全員が持つ必要があります。


まずみんなで墓参りしてから

話をはじめるというのも、

ひとつかもしれませんね。

価値観

旅先でフェリーに乗船。

「よい曲だな」

船内にかかるＢＧＭが妙に心地よい。

「何て曲ですか」

スタッフに尋ねると

自分が40年に書いた曲だった。


冗談みたいな話ですが、

音楽関係の重鎮の先生にお聞きした実話です。

ご本人は「ご褒美をもらった」と

喜んでいらっしゃいました。


価値観がブレない、というのも

長く現役を続けるのに

大切なことなのかもしれませんね。

旬のネタ

久しぶりにエリエスブックコンサルティング

土井先生のセミナーを拝聴してきました。


書籍だけでなく、一流の人たちとの交流から得た

ビジネスの最新トレンドが盛りだくさん。

これからの商売に役立つ話を

たくさん知ることができました。

さっそく顧問先の経営者に

ドシドシお伝えしていきたいと思います。


最高の現場から「旬のネタ」を仕入れるのは

やっぱり商売の基本ですね。

4億円超え

JRAのWIN5で

史上最高の4億円超え馬券が出ました。

発売625万票のうち的中はたったの1票。


小惑星89959番が地球に衝突する確率が

「600万分の1」といわれているそうなので

それと似たような割合です。


まさに天文学的ですね。

挑戦・継続・整理

業績を増大するために

「挑戦」すべきか、

業績を維持するために

「継続」すべきか、

業績を回復するために

「整理」すべきか、

取り組むべき課題は

会社によって異なります。


大切なのは

「自社は今なにをすべきか」を

きちんと把握することかもしれませんね。

コラム連載

東京都宅建協会様の広報誌「宅建」2016年7月号に

コラム「税務教室」を執筆しました。

http://www.tokyo-takken.or.jp/publish/pdf/201607tk.pdf


今回のテーマは「離婚する前に知っておきたい…財産分与の税務」です。

１８ページに掲載されています。よろしければご一読ください。