6月から始まる定額減税は
給与等だけでなく公的年金等にも
適用されます。
両方の収入がある方は
一時的に定額減税が二重で適用されますが
重複分は確定申告で精算することになります。
そのため例えば、
「給与3万円+公的年金3万円=合計6万円」の
定額減税が適用されている方は
確定申告で3万円を精算する必要があるので、
「いつもは医療費控除で△1万円の還付だったのに
今回の確定申告では2万円の納税が発生」
といったことが生じることとなります。
制度が複雑なので
手続きとしては仕方ないのですが、
来年の3月頃には
「定額減税なのに増税?」「だまされた!!」
と感じる年金受給者の方が
多くなるような気がします。
選挙対策で導入された減税制度だと思いますが
かえって逆効果になるかもしれませんね。