投石日記

日野樹男
つながれて機械をめぐる血の流れ生は死の影死は生の影

2015年03月08日(日)

2015年03月08日 | 記錄

◎ここのところ透析の穿刺のたびに腕が異常に痛む。針を刺すときに痛いのはいつものことだが、普段はその痛みはすぐに消える。それがここ何回かなかなか消えてくれない。ときには最後まで痛いまま、さらには家に歸つてからもまだ痛んでゐることもある。痛みが續くときには少し刺し具合を調整してもらつたりすると落ち著くのに、それでもだめなことが續いてゐるのだ。刺し直すといふ手もあるが、あんな太い針は1日に2本で十分に不愉快で、それ以上は避けたい。だから痛みが續いてもつい我慢してしまふ。私はすでにシャントが利き腕の右手に移つてゐるので、腕が痛むといふことは文字が書けないといふことだ。俳句も短歌も何もつくれない。今の時期は寒暖の差が大きくやや體調が不安定。それにいろいろな事情が重なつて獨り暮らしの老人は妙に忙しい。まあ、忙しいといつても仕事をしてゐる人からみれば大した話ではないと思ふが、私は極端に經質で何をするにも常人の何倍も時間が掛かる。したがつて透析から歸つても俳句や短歌に割ける時間がほとんどない。
◎といふやうな次第で今週は俳句や短歌に關しては何もできなかつた。1回休むとすぐにまた手拔きが始まつてしまふので、できれば續けたかつたが仕方ない。更新は休みます。