山帽子は老人に成ったものだ 昨日(22日)は歯槽膿漏と虫歯の治療 苦手な歯医者通いの日であった その帰りに いつもの床屋さんに立ち寄った 散髪カバーから落ちてくる髪は時たま真っ白の時があった まるで粉雪が降ってきたようである 鏡の映る山帽子は白髪が目立つ 昔で云うとロマンスグレーの初老の人間であった 山帽子も一人前に孤独が怖くなって来た年齢に成ったものだ
山帽子さん・・・・人間は一人で生まれて来て 最後にまた一人に戻るものですよ 山帽子さんのように一人になる前に行なう事は嫌いであった人を 好きに変える事 難しいけれど、お互いが お互いを理解できるようにチャレンジする年齢ですよ 地獄は孤独 語らいは天国・・・・違いますかね ?
心に降り積もる思い出は粉雪のように汚れが無くて、純真であるけれど・・・・ある年齢を過ぎてしまうと ただただ孤独という冷たさに怖さを覚えるもの 冷静になって人間観察すれば、嫌いな人にも何処かに共感するところもあるはずですよ 自分の醜さを発見出来れば・・・・嫌いな人が結構・・・・好きな人に成るかも
2010‐2‐23 山帽子