冷たい雨の庭を見つめて満足しているmonsieurがいる 山小屋風のAtelierに行って モーニングコーヒ を入れている ストーブを焚いて サイホンから立ち上がる香りは熟女のような甘くて艶めかしい ガル バニュームの屋根の雨音を聞きながら ラジオのスイッチをオン 独り・・・・静けさの中で香りを楽し んでいる 過ぎ去った 30年の人生を思い浮かべている Monsieurは道楽者である
『好きこそものの上手なれ』この格言のようにガーデニングも始められた方が多いと思う 長く続けるには いくつかの壁を越えて来なくてなならない 素人から経験を積んでプロフェッショナル 金銭感覚が見えな くなって やがて・・全てを捧げてしまう道楽者の域に達する ガーデニングを続ければ、続ける程 庭の 空間と色彩 その時間 夢に向かう心が理屈無しに孫が可愛いと同じ感覚に包まれる事である
愉しみ方には①明日の庭を考えるだけで楽しい ②創っている時も楽しい ③上手く行かなくて手直し している時も楽しい ④創り終えてそこに佇んでいるだけで楽しい ⑤後片付けしている時も楽しい 数年経ってみると・・・・何かが足りない事が ここに何かを足せば、もっと相性が良くなる事が見えて 来る また考える楽しみが生まれて来る
例を挙げると石窯部屋は4回目の改造を行って ヨーロッパの古城からカブトムシに変身した 石窯は16 回目の改造を行って誰でもが美味しく焼けるピザ窯にする事が出来た 当然 天然酵母パンも 薪を燃や し続ければ、1000℃を超えて陶器が焼ける性能を有する事が出来るまで深化させる事が出来た春日井誠 の作品展示場(喫茶室)も 絵画の鑑賞用に お茶を楽しめるように機能別照明に深化させてきた
Monsieurのガーデニング人生が四半世紀が過ぎた 30年以上の年月が経過した 多分・・・・道楽者の 息に達しているのではないかと思う
2018-12-12 Monsieur
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