東乗鞍古墳の西隣りにある西乗鞍古墳は5世紀末頃の築造で、全長が約118m、杣之内古墳群では西山古墳に次ぐ2番目の大きさの前方後円墳。埋葬施設は明らかになっていませんが、横穴式石室である可能性が想定されています。墳丘への登り口は墳丘西側の前方部と後円部に2カ所ありますが、今回は前方部から登りました。登り口に「乗鞍山御野立之處」という石碑が建っていました。

墳丘は結構な高さがあり、だらだらと長い坂を上っていきます。上から眺めるとこんな感じで一直線の坂道になっています。

墳丘上は前方部も後円部もそれなりに広いスペースがあります。


前方部には昭和7(1932)年に大阪平野・奈良盆地を中心として実施された陸軍特別大演習の際、ここに設置された統監所において昭和天皇が全軍の動静を視察したことを顕彰する「大元帥陛下駐蹕之處」の碑が建っていました。高さがあって西側への見晴らしが結構開けているので、ここで演習を視察したというのは頷けます。この碑は墳丘登り口にあった碑とセットなのでしょうね。

帰りは後円部側に下りて行くと、ちょうど下りたところに説明板がありました。



さらに県道わきにも説明板。


西乗鞍古墳ほどの苦労はなかったものの、ダラダラ坂がかなり足にきました。これは歳のせいやな。次は県道を隔てたところにある小墓古墳です。
(つづく)
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墳丘は結構な高さがあり、だらだらと長い坂を上っていきます。上から眺めるとこんな感じで一直線の坂道になっています。

墳丘上は前方部も後円部もそれなりに広いスペースがあります。


前方部には昭和7(1932)年に大阪平野・奈良盆地を中心として実施された陸軍特別大演習の際、ここに設置された統監所において昭和天皇が全軍の動静を視察したことを顕彰する「大元帥陛下駐蹕之處」の碑が建っていました。高さがあって西側への見晴らしが結構開けているので、ここで演習を視察したというのは頷けます。この碑は墳丘登り口にあった碑とセットなのでしょうね。

帰りは後円部側に下りて行くと、ちょうど下りたところに説明板がありました。



さらに県道わきにも説明板。


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