人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

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心のながれについて(1)

2022-12-22 10:45:07 | スピリチュアル
我々が毎日誰よりも親しく付き合って
いるものというのは、考えてみますと、
心ではないでしょうか。
朝起きて、さわやかに目覚めることが
出来たとか、あるいは、ちょっと
睡眠不足で体がだるいなあとか、
そういうことを感じる。
覚知して、そしてくたびれているにしろ
何にしろ、起き上がるというのは、
それはやはり気持ちの働き、心の働き
であります。

我々はよく自問自答なんてことを
申しますけれども、自分に問うて
自分に答えるというのは、毎日毎日
自分で無意識でもやっている訳ですね。
自分で考えて、ああお茶を飲みたい、
誰かに会いたい、こういう予定がある、
というのはそれは記憶ということも
あるけれども、それをしたいとかしたく
ないとか、面倒くさいなあとか疲れたなあ
とかということも含めて、それは自分の
気持ち、心と対応し続けながら、毎日
肉体を養っている訳であります。

親兄弟というのは絆が深いとか申します
けれど、私なんかに言わせると、親兄弟
よりももっともっと自分の中で深い
関わり合いを持っているのは、自分の
そういう自分自身を覚知する心で
ありますね。
ところが、いつも申しますように、
心というものはずっと奥の深いところで
神様と繋がっている。

神様の世界なんていうと、この世と
あの世という遠いかけ離れたところの
ように思う。
ある宗教の信者さんだと、極楽に
行くとか地獄に墜ちるとか墜ちない
とかね、あるいは、聖書などで
ゲヘナの火とか何とかいうけれども、
しかし、そういう何か想い焦がれる
とかいう世界じゃなくて、厳然として、
あの世というか霊界と申しますか、
そういう所はある訳なんですね。

向こうの世界とこっちの世界というのは
ずっと繋がっている。
一つづきになっている。
だから、霊界移行という言葉を申しますけど、
それは実際に移っていくのであります。
我々自身がこの肉体を脱ぎ捨てて、
向こうの世界に移って、そしてさらに
自分の生命を豊かにしていく。
そういうための移り住み、それが霊界移行、
死なんだと。
だから、この世の誕生と向こうの往生
というのは、これは二大祝賀行事である
と私がいつも申しますのは、そういうこと
なんですね。
         (つづく)