ズッキーニの味噌煮込みBlog版

コンピュータのこと、食べ物のこと、なんでもないこと、とんでもないこと。

微妙なラーメン(わさびラーメン)

2009年04月29日 09時11分08秒 | 食い物
自宅の近くにあるラーメン屋。「百麺想(ひゃくめんそう)」という。メニューに百種類ものラーメンがあるというあり得ない話は、本当に、ない。道路向かいの大きなパチンコ屋の客をあてにしているような、普通のラーメン屋。嫁さんがわりと気に入っているので、時々行く。

こないだ行ったら、季節限定でこのメニューがあった。アタシはここのラーメンはあまり好きではないので、定番の一品がない。おもしろいから試してみようと注文してみた。「限定品」に弱い体質だし。

味は塩。スープは普通。写真でドンブリの奥の方の赤いのが梅肉。その左に、光が写っちゃったが緑色をした固まりがわさび。どちらもけっこうな分量。どうしたものかと思ったが、混ぜて食うものだろうと見当を付けた。

しかし、これらを麺に混ぜて食おうとすると、ほかの具もすべてぐちゃぐちゃにせざるを得ない。チャーシューも崩れてしまうので、肉好きのアタシとしては躊躇してしまう。結局、具が比較的空いているところに梅肉を持って行っては混ぜ、メンマをどけて空きを作っては、少しわさびを運んでは混ぜ。

なんでこんなことをしているのか多少の疑問を感じながらも、なんとか初期設定(笑)を終えた。

食ってみると、意外にいける。梅肉の量が微妙だが、全体としては悪くない。問題は、前述のような事情であまりきれいに混ぜられなかったので、わさびの固まりが残っていることだ。これはけっこう、来る。来るなんてもんじゃない。キターッ、くらい。そうたいしたことはないか。

リピートするかどうか…もう一回くらい、するかもしれない。

    *

このところ数日、仕事で珍しく大きなプレッシャーがかかることがあった。嫁さんが心配して「どしたの?」と聞いたくらい、顔がこわばっていたらしい。

本当にこういうのは珍しく、ふだんは「おー、来た来た」とプレッシャーがかかっている状況を楽しめる余裕があるのだが、今回は複数まとめてきたのできつかった。決断力はある方なのだが、決めようとするとその方向に立ちふさがるものがある。正面突破を図っていると、別の状況が足を引っ張る。アタマが単純にできているので、こういう状況は苦手だ。まぁ、逃げてもいられんので片付けるしかない。

こういうときは、ひとつ片付けたことを大げさに喜んでしまう。幸いにひとつ小さいのを片付けたので、「よっしゃーっ」のかけ声と共に右の握り拳を突き上げる。前々からほしいと思っていたイヤホンを発注し、日本酒のいいのを一本、買ってきて呑む。

「がんばった自分にご褒美」などと、甘ったれOLみたいなことは言わない。「よくやったなぁ。これが片付くのはいい兆候だ。よしっ。よしっ。」などと口に出して、体を揺すって全身で喜ぶ。脳みそをお祭り騒ぎに巻き込んで、しばしプレッシャーのかかった状態から引き離そうという寸法だ。わりとうまくいく。

それで、気がついてみたら月命日から2日も経ってしまっていた。すまんすまん。ごめんね。

今年初めての桜

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3 コメント

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ちょっと食べてみたいか、な (きりん胴)
2009-04-30 04:20:51
 わびさびラーメンと読んだ。どんなんだ。梅肉がわびでワサビがさびだな。

 わびさびのラーメンと言いますと、やっぱりこう普通の醤油ラーメンですな。中華そばと言うね。普通のと言うのは、気をつけないと普通でも何でもないことがありますが、愚生にとりましては、スープは醤油の薄口目で、麺は普通のちじれ麺(だから普通ってなんだよ、って)、まあ乗っけてる具がチャーシュー1枚、シナチク数本、ナルト1~2枚、それに焼き海苔かな。薬味に、ネギと胡椒てなもんです。わびさびですなあ、昭和40年代のラーメンです。

 時々そんなラーメンが食べたい。この前床屋さんで、普通のラーメンだったら美味しい店があると聞いたので行ってみました。うん、普通のラーメンだった。
わびさびを感じる昔風ラーメン (かの)
2009-04-30 10:14:00
これは桐田師匠。お久しゅうございます。

こちらでは「中華そば」という看板はあまり見かけませんが、店のメニューに「昔風ラーメン」と書かれたものを見ることはあります。

嫁さんが醤油味薄口のラーメンが好みでして、昔風ラーメンがあると発注確率が高いです。しばらくそういうのに当たらないと「うーん、ふつーのらーめんがたべたいーっ」と叫ぶので、わかりやすい発症のしかたです。
わさびはいけます (kazutana)
2009-05-10 08:57:45
札幌は中村屋のテールラーメンがわさび入りです(まだあるのかなぁ)。なかなか美味です。
参考:http://makoya.blog.so-net.ne.jp/2007-04-30

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