久々の普通の銭湯、そしてマッサージ

急に決まった東京出張で、朝イチの便で東京行き。別にそれを見に行ったのではなく、たまたま指定されたESEC2009の会場で人を紹介された。いい出会いだったかもしれない。

翌朝も朝イチの便で帰ってこなくてはならないので、東横インの大鳥居本館に宿をとった。空港が近いのはもちろんだが、無料のバスが15分おきに出ているのがありがたい。

疲れているから遠出はイヤだというkazutanaさんを横浜まで呼び出し、二軒ハシゴ。二軒目は懐かしのリバーサイドクラブ。駅西口からちょっと行った所にある、川沿いのおでん屋台。なつかしー。横浜にあるコンパイラを作っていた会社に在籍していた時は、月に一度は在宅勤務の札幌から横浜に打ち合わせに来ており、必ず夜はこのおでん屋台で呑んだ。三軒ハシゴをしたこともあった。

いい気分でホテルに戻ったが、少し歩いたので体が痛い。狭いユニットバスでシャワーを浴びる気にもなれず、ネットで検索したらホテルのすぐそばに銭湯があるのを見つけた。宝湯というのだ。

札幌では大はやりの大型銭湯ではない。昔ながらの普通の銭湯。風情がある。サウナはあるが水風呂はないという、力の入っていないところがまたいい。番台のオヤジに「手ぬぐいがないんだ」と言うと、手ぶらセットと貸しタオルがあるという。貸しタオルは50円で、帰りがけに返していけばいいからこの方が得だと言われた。これにシャンプーと固形の石けん。これもボディシャンプーもあったが「こっちでよければ安いよ」というので喜んで従う。総額５００円。

混合栓ではなく湯と水が別々に出るカランで体を洗い、ちょっと熱めの湯に我慢して入っていると、さっきのアルコールがいい具合に抜けていって気持ちがいい。ちょっともったいないけど。^_^;

帰りがけに「ホテルからきたのか」と聞かれた。そういう客が結構いるのかもしれない。

ホテルに戻ったが、まだ少し腰が痛い。フロントに頼んで来てもらったマッサージ師はおしゃべりが好きなおばさん。尊敬しているという浪越徳次郎先生の話をたっぷりと聞かせてもらい、説教のおまけまでついて一時間。すっかり痛みがとれた。足を揉むと肩が柔らかくなり、腹を押さえると腰の痛みが治まるという人体の不思議(笑)も知った。

おかげで熟睡。朝イチの便の中でもう少し寝て、元気いっぱい。来週もまた忙しくなりそうだが、これで頑張れそうだ。