今日は、ひなまつり。
地元のデパート(と、自称していらっしゃいますが、地元民は”高級スーパー”だと思っていたりして?)の専門店で、桜餅を買おうと立ち寄ったら...。
前のお客さんも桜餅を買っていました。
すると店員さんが
「あのぅ、桜餅なんですが、今、葉っぱを切らしてしまって、少しお時間をいただけますでしょうか?」
と言います。
桜餅の葉っぱを切らす?
明らかにそこでは作っていないので、お客さんも、不思議そうな顔で聞き返しました。
「どれくらいですか?」
「10分位なんですが...」
???
ますます、訳がわかりません。
10分で桜餅の葉っぱをどこから持ってくるのでしょうか?
と、隣の売り場の店員さんがコソっと
「どこにあるの?」
と聞いていました。
「地下の倉庫です」
な~んだ、そういうことだったんですか...?
程なくして、紙袋を持った店員さんがやってきました。
そして、紙袋から固まりを出して、売り場の後ろの流しで水を出して、固まりを晒し始めました。
どうやら、冷凍になっているモノを解凍している様子。
3分ほど経つと葉っぱも解凍できたようです。
と、店員さんが、今度は大きな婦らケースを開けて、中から裸ん坊の桜餅を取り出しました。
そして次々と葉っぱを着せていきます。
桜餅の完成デス!
こういうお店で売られている桜餅って、現地で組み立てる(?)のですね。
初めて知りました~~。
(まあ、こういうやり方だと、売れ残ったときに、少なくとも葉っぱは無駄にはなりませんしね。
しっかり”経営努力”してますね)
ちなみに、コレって関東では桜餅では無くて”道明寺”です。