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徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

何とも捻くれている

2006年05月16日 | 本と音楽の話題
ラジオはよく聴くがAMが多くてFMはあまり聴かない。CDショップやレンタル店にも以前ほどは足を運ばない。が週末になると,音楽配信サイトを訪ね,ランキングのページを開く。上位のヒットソングを聴いたり,ダウンロードしたりするのかと思えば,90位とか80位とかにランクインしている,まだマイナーなアーティストの曲を試聴。何とも捻くれている(笑)

そんな感じで見つけたお気に入りのアーティストを紹介。

伸びやかなボーカルと,ピアノやアコースティックギターが中心のメロディー,私の中ではお気にの定番です。

→ mink Official Web Site
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桜ソング

2006年03月28日 | 本と音楽の話題
ちとスランプ気味です…。

ここ数年,タイトルに桜を冠した桜ソングが沢山リリースされている。森山直太朗の「さくら(独唱)」がヒットして以降,目立ち始めたような気がする。クリスマスソングみたいに1つのジャンルになるのでしょうか。

光と影はあっても,いつの時代も日本人の心を捉えて止まないのが「桜」のようです。

今春のおすすめ桜ソングを2曲紹介

→ NIRGILIS/sakura

→ いきものがかり/SAKURA
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下妻物語

2006年02月24日 | 本と音楽の話題
茨城県南地域に住む者的に,ずっと気になっていた映画があった。

それが「下妻物語」,全国的にもかなりヒットしたので,ご存じの人も多いことと思う。映画の舞台となった下妻市(「村」や「町」ではなく「市」)は,つくば市のお隣,ちょうど左肩を接する感じの場所にある。そんなご近所を舞台にした映画とあって,映画ヒット時には,映画館や本屋さんは,どでかい特集コーナーが出来て,何とも異様な雰囲気でした。そして,そんな雰囲気に気圧されて,ニ歩三歩ひいてしまっていた自分は,結局“気になる”のまま2年の時が過ぎ・・・。

先日,DVDを借りて観てみました。なかなか良かったのですが,2年も前の映画をいまさら普通に感想を書いても…って感じですので,茨城県南人の琴線に触れたローカルネタをいくつか紹介。

【下妻ジャスコ】

映画の中でかなりフィーチャーされているのが,下妻唯一の大型店,通称「下妻ジャスコ」,宇都宮等にいく時に,何度も見ているので,映画の中で見るのは何とも不思議な感じ。ちなみに私も下妻ジャスコではありませんが,ジャスコには,かなりお世話になっています(^^;

【牛久大仏】

クライマックスで登場する巨大な大仏様,このブログでも一度紹介済み。CGでも特撮でもなく,本当にあんな風に立っています。なにせギネス認定ですから・・・。ちなみに大仏様が立っておられるのは牛久市(下妻市とはつくば市を挟んで対角線上にある市)です。

【関東鉄道】

大学に入学し,大阪から鳥取に初めてやってきた時に,「今日何で来たのの?」と訪ねられ,「鳥取駅から電車で」と答えたら,あれは電車ではなく汽車だ!とたしなめられました。下妻と取手を結ぶ関東鉄道常総線でも,同じ間違いを犯しました。

【水田】

こんなに水田の風景が出てくる映画も珍しいと思った(職業病?)。小貝川と鬼怒川という大きな2つ川に挟まれた低地に広がる水田は,土壌も肥沃で良い米が穫れるとか…。


追記:映画のラストの桃子とイチゴの笑顔がとっても印象的で,ちょっぴり羨ましく感じました。

→ 『下妻物語』
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便利かつずぼらな音楽ライフ

2006年02月05日 | 本と音楽の話題
デジタルオーディオプレーヤーを買って以来,CDを買ったり,借りたりあまりしなくなった。もともと,音楽の楽しみ方が出たばかりの新譜等を,ちまちまとシングルCD1枚2枚の単位で借りることが主で,大人借り(10数枚のCDを一度に借りること)や大人買い(気に入ったCDをまとめて買うこと)とは,無縁だった。

なので,レンタル店やCD店にあまり赴けなくなった最近では,そのちまちまが週末にネットでダウンロードに変わった。1曲150円~210円と,まだまだ割高感はあるが,わざわざレンタル店に行って,CDを借りてきて,パソコンに取り込んで,ちゃんと返しに行く…という一連の作業の手間を思うと,許容範囲のように思えてくる。あらかじめ,プリペイド型の電子マネー等を購入していると,気になる曲を試聴,気に入ればクリック,自動的にパソコンへのダウンロードとプレーヤーへの書き込みが出来る…といった感じだ。

ブランクを気にしながらCDをテープに録音していた頃や,雑音と戦いながらラジオのエアチェックに精を出していた頃に比べると,随分と便利かつずぼらになったものだと思う。

そんなずぼら音楽ライフのなか,久々にアルバムが出たらCD店に足を運んでみようかと思うアーティストを発掘。ピアノの旋律と伸びやかな歌声がとっても心地いいです。

→ アンジェラ・アキ
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素数・友愛数・完全数

2006年01月14日 | 本と音楽の話題
映画公開間近の話題の一冊を手に取ってみました。タイトルに惹かれてしまった感じです。80分しか記憶がもたない数学者と,その家政婦と息子の話,文章の中に数式が出てくるという何とも風変わり小説。

数学と文学,水と油のように感じるものが,何とも心地よく馴染んでいて,読後感のいい物語でした。

映画では,博士(数学者)の役を寺尾聡が演じるみたいで,「半落ち」で涙ぐんでしまった者的には,今度も映画館に足を運んでみようかと…。

→ 小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫
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続きもの

2005年12月17日 | 本と音楽の話題
1冊で話が完結せず,何冊にも渡って話が続いていく小説を「続きもの」と呼んでいた。小学校の高学年,中学と,その「続きもの」の小説にはまった。次はどうなるのか?に胸を躍らせ,新巻が出た,出ないで一喜一憂していた。

その頃,楽しみにしていた小説の続きが,最近,発売された。今回発売されたのは11巻目に当たるのだが,10巻目が出たのは6年前,9巻目に至っては13年前・・・。次を楽しみにするにも,限界が・・・。さすがにもう忘れてしまっているだろうと思いながら読んだが,意外と覚えているもので,懐かしさも重なって,久しぶりに楽しませてもらいました。次はいつ出るのだろう(苦笑)

→ 田中芳樹『魔軍襲来 アルスラーン戦記11』光文社
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となり町戦争

2005年11月23日 | 本と音楽の話題
自分の住んでいる町が,となり町と事業としての戦争を始めたら・・・。奇想天外な設定から物語は始まる,公務に触れたことのある人間には,戦争というものが事業として,公務の中で遂行されていく様子が滑稽にも映る。ただ,読み進めていくうちに自分自身も物語の主人公と遠からずの立場で暮らしていることに気付いていく。

戦争の怖さは,教わり,学んできたつもり,“二度と…”という想いも持っているつもりだ・・・。だが果たして,自分の想像していた顔と全く違う顔で,自分の目の前に現れた戦争というものに対して,自分はNOと言うことが出来るだろうか?

少し不安になった・・・。

→ 三崎亜紀『となり町戦争』集英社
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小説の楽しみ方

2005年11月03日 | 本と音楽の話題
小説,物語の何を楽しむかは,人それぞれかと思う,ストーリーを楽しむ人もいれば,作品全体の雰囲気を楽しむ人もいる。自分の場合,登場人物,キャラクターに惚れ込み,彼らの一挙手一投足に一喜一憂する…そんな楽しみ方をすることがしばしばある。

そういう楽しみ方に打って付けの主人公を紹介。小太りで,注射好き,まともな診察や治療は全くしない精神科医 伊良部一郎の活躍(?)をくすくす笑い,最後はちょっぴり暖かくなれる短編集です。

→ 奥田英朗『空中ブランコ』文藝春秋
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日本の伝統色

2005年10月21日 | 本と音楽の話題
正直,色彩感覚は無い方から数えた方が早い

だが「色」を楽しむことは好きである。
小さい頃,沢山の色鉛筆や色絵具を前にして,胸躍らせことを思い出す。

日本の歴史を振り返ると,こうして庶民が様々な「色」を楽しむことが出来るようになったのは,江戸時代に入ってからのこと。それまでは「色」を楽しみ,身につけるという行為は,貴族など一部の者だけ許された特権だったようです。

とはいえ,表情豊かな四つの季節を持つ日本で育まれてきた色彩の歴史は長く,古くは平安,奈良,飛鳥の頃にまで遡る・・・

そんな日本の四季と先達の感性が育んできた色と,その謂われを楽しむことが出来る本を紹介。

→ 長崎盛輝『日本の伝統色-その色名と色調』青幻舎


さて,最後にクイズです。以下のRGBで再現される日本の伝統色の名称は?

Red:148 Green:182 Blue: 31

→ 色見本の館

→ 日本の伝統色
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日本人の木づかい

2005年09月22日 | 本と音楽の話題
「気遣い」ではなく「木使い」である。

学生時分,ゴルフ場を管理されずに荒れていく里山の環境の中で,プラスの面から評価することは出来ないか?と調査や研究を行っていた頃,とある雑誌で,「ゴルフ場は上手な減農薬管理で小さな森になる」という記事を見つけ,編集部に問い合わせた上で,会ってもらったのが今回紹介する本の著者,田中淳夫さん。

環境という面からは叩かれることはあっても,評価されることはなかったゴルフ場を,プラス面から考えてみようという視点を持った人が他にもおられるということで,胸を躍らせたことを今でも覚えています。

さて,今回紹介する本のタイトルは,『だれが日本の「森」を殺すのか』少し過激なタイトルですが,テーマとなっているのは,日本人の木づかい。

古くから木を様々な用途で利用し,「木の国」だと言われることさえある日本。国土の67%が森林,禿げ山ばかりかというと,生長した人工林が大部分,十分な資源量もある。にもかかわず,大量の外材を輸入し,荒廃を招いている日本の森林の現状を,日本人の木づかい(木を使う)に着目して,綴った著書である。

様々な「木使い」の現場での膨大な取材・レポートを読み進めるうちに,かつて「木を使う」ということが,少なからず,その木が育った森を思い,その木を育てた人を思い,材となったその木に関わった人を思うことであったことに気づかされる。

→ 田中淳夫『だれが日本の「森」を殺すのか』洋泉社
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音楽の楽しみ方

2005年08月13日 | 本と音楽の話題
ここ3,4年,邦楽も洋楽も含めて,音楽にはかなり疎くなっていたのですが,最近,復活傾向です。理由はソニーのネットワークウォークマンを購入したこと。しばらく“ipod mini当たらないかなぁ~”なんて思いながら,烏龍茶を飲み続けてみたりしたのですが(笑)そう都合よく棚ぼたがあるはずもなく…。結局,語学勉強用にも使えるとか,いざという時の記録媒体にも使えるとか,大儀も付けつつ購入。

自転車での通勤時を中心に,結構お供にしてます。最大700曲も入れれると聞くと,やっぱり色々入れたくなるもので,昔好きだったアーティストのAlbumを掘り起こしてきたり,最近のヒットチャートを覗いてみたり…。音楽配信のサイトからの購入にもチャレンジ,視聴とかが簡単に出来て150円なら,選択肢としてありとか思ってみたり…。

でも,音楽を媒体に頼らず,デジタルデータで購入し,デジタルデータのままストック,楽しむようになることは,今までのレコードからCD,TAPEからMDの時とは比べものにならないほどの変化なのではないだろうか…。

とか考えつつ,BENNIE Kとアンダーグラフをチェック
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素数ゼミの謎

2005年07月25日 | 本と音楽の話題
前々回に続いて話題はセミ

北米に13年,17年に一度大発生する変わったセミがいるそうです。ちょうど昨年が当たり年で,あれまーな映像が海外ニュースを賑わしていました。ジュウサンネンゼミ,ジュウシチネンゼミといって,本当に13年ないし17年間を地中で過ごし,13年目,17年目の夏に一斉に地上に現れる,何とも不思議なセミなのです。

・何で一度に同じ場所で大発生するの?
・何でそんなに長い年月を地中で過ごすの?
・何で13年と17年なの?

誰しもが思う不思議なセミの謎を,日本人の学者が解き明かしたという話を思い出し,ネットに繰り出してみたら,下記の本に出くわしました。小学校高学年向けの読み物だったのですが,ちょうど出たばかりで,あまりにタイムリーだったので,買って読んでしまいました。吉村仁さんという先述の学者さんが,自らが執筆した論文の内容を子供向けに書き直したもの,上記の3つの疑問を解き明かす形で進む内容は,さながらミステリー,楽しませてもらいました。

吉村仁『素数ゼミの謎』文藝春秋

アメリカの周期ゼミの部屋(セミの家)
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ばらいろポップ

2005年06月29日 | 本と音楽の話題
いつもとは少し毛色の違う話を

高校や大学の頃は、毎日のようにCDショップやレンタル屋に通って、CDを買ったり、借りたりしていたのですが、最近はご無沙汰。「オレンジレンジって、何?」とか、すっかり・・・な状況になってしまっているのですが、久しぶりにCDを発売日に購入しました(昔は発売日やレンタル開始日をチェックし、その日に店に走っていました。懐かしい…)。購入したのはSINGER SONGERというバントのデビューアルバム。このバンドのボーカルは、昔、自分がよく聴いていたCoccoという女性ボーカリスト。突然、引退してしまって、残念に思っていただけに、久々に彼女の歌が聴けるのが嬉しくて、買ってしまいました。一緒にバンドのメンバーになっている‘くるり’も結構好きなバンドだったので、尚更って感じです。個人的には、ソロでやっていた頃の尖って、今にも壊れてしまいそうな、切ない雰囲気の方が好きだったりはするのですが、全体に爽やかなイメージの今回のアルバムもなかなかいい感じです。

SINGER SONGER
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最近のお供

2005年06月27日 | 本と音楽の話題
最近,鞄の中に入れて,お供にしている小説

あさのあつこさんの「バッテリー」という作品。中学1年生の少年が主人公の児童文学なのですが,大人が読んでも熱くなれます。自分が認めたキャッチャーのミット目掛けて,自分の最高の玉を投げ込むことだけ…,それ以外のことなんか…。

一途,ともすれば不器用な主人公の姿は,色々気にしながら日々を過ごしている身には,新鮮かつ眩しく映ります。

作品を通して描かれる,舞台となっている町の風景や季節の移り変わりは,そこはかとなく懐かしく。主人公の家族やチームメートをはじめとした登場人物もそれぞれに個性豊かで好感がもてます。

文庫版は3巻までしか出ていないので,以後どうしようか,思案中です。

あさのあつこ『バッテリー』角川文庫
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日常のミステリー

2005年02月26日 | 本と音楽の話題
小さな頃からミステリーや推理小説と呼ばれるものが好きで,いろいろな作品にハマってきました。時期ごとにブームがあって,似たような作風の作品を読みあさる感じだったのですが,最近のブームは,「何気ない日常のミステリー」。不可解な殺人事件が沢山起こる本格的なミステリーも嫌いになった訳ではないのですが,“そんな動機で…”って思ってしまうと何だか面白さも半減してしまって…。少し前は,映画にもなった『半落ち』とか『顔』とかの作者,横山秀夫さんにハマっていたのですが,今は,加納朋子さんの作品を持ち歩いています。何気ない日常を描いた小説なのですが,小さなミステリーがほどよいスパイスになっていて,心地いい読後感に浸れます。

個人的に,読書には“ハマる”とか“あさる”とか“浸る”みたいな動詞がよく似合う気がします(笑)

→ 加納朋子『レイン・レインボウ』集英社
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