ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ライチョウ ホシガラス 乗鞍岳畳平 その1

2017-09-23 | 中部地方

9月23日午後、白樺峠から乗鞍岳畳平に同じメンバー4人で移動、ハイマツ帯に入るとホシガラスが目に飛び込んで来ます。慌てて車を止めて、唯一カメラを抱えていたKS氏が早くもゲット。ウラヤマシーと思っていましたが、畳平に到着すると、前週に出かけたTさんの「ウジャウジャいるよ」の言葉通り、なんのことはない、アチコチ飛び回っています。急いで、山荘に荷を降ろし、カメラを抱えて飛び出すと、玄関先のハイマツにいるではありませんか、その距離数メートル。早速カメラに収めて、富士見岳の方を見ると、Yツアーの人たちがカメラを向けているのが見えます。双眼鏡で見ると2羽のライチョウが道を横切っているのが目に飛び込んできました。慌てて、そちらに向かうも、途中のハイマツにホシガラスがいて、ついついカメラを向けていると、ライチョウを見かけた場所に到着した時には、すでに姿がありません。あちゃーと思いながら、ホシガラスが現れるので、暫く遊んで、ふと、見上げると遠くのハイマツの隙間にライチョウが見えます。暫くすると、2羽(手前が♂若、後方が♀親)で近くにやってきました。

赤い実をくわえています、ナナカマドの実でしょうか。

♀親の全身が見えると足環をしています。もう1羽を見守るように、首を上げて周りを時々見回します。




もう1羽の全身が見えてくると足環をしていません。よく見ると目の上がうっすら赤く、♂の若鳥のようです。

ホシガラスがハイマツの中から飛び出して来たり、飛び込んだりします。時に松ぼっくりをくわえてどこかに飛んでいったり、すぐに地面に降りて、松の実をつまんで飲み込んだりします。喉がぷっくり膨れています。喉に溜め込んで、どこかに運んで貯食しているようです。貯食した場所は正確に覚えているそうで、その記憶力は人間をはるかに凌ぐそうです。







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