ホシガラス 富士山奥庭にて
7月30日富士山奥庭山荘にて: 初体験となる富士山の奥庭山荘の水場にYBツアーで出かけて来ました。幸い?真夏の良い天気に恵まれ、お目当のキクイタダキ、ホシガラスなどがお出ましになり、次々現れる水場の小鳥たちを堪能しました。
新宿西口を朝8時に出発。ガイドのNさんの鳥解説を聞きながら、順調にバスは進み、午前10時には、富士山5合目の奥庭に到着。バスを降りて、奥庭山荘に降って行きます。ルリビタキ やメボソムシクの囀りが降る様に聞こえて来て、水場への期待が膨らみます。間もなく奥庭山荘に到着すると、すでに何人ものカメラマンが陣取っていて、水場にはウソが来ています。一日を通してウソはよくやって来ました。
ペアなのか♂♀で水浴び。
針葉樹の森で盛んに鳴いても中々姿の見えないメボソムシクイですが、水場では簡単に見ることができます。
午前11時過ぎ、初めて現れたルリビタキは、なんと幼鳥。Nさんは天候不順のせいで子育てが上手くいってないのか、今年は幼鳥をあまり見ないと話されていましたが、現れてくれて、ほっと一安心です。首の周りにはもう青い羽が見えます。♂なのかもしれません。
その後少し中だるみでしたが、少し早めの昼食をいただいた後、山荘の周囲を巡る遊歩道を歩いてみました。時折上空をアマツバメが飛び交う中、ルリビタキやメボソムシクイの囀りを聴きながら進んで行きます。すると針葉樹のてっぺんで囀っているルリビタキ♂が見つかりました。
更に進むとガーガーをいうホシガラスの嗄れた声が聞こえ、近くを横切っていくので、探すと針葉樹のてっぺんに止まっていました。
山荘に戻って、水場に来たのかな?と聞いてみるとやって来てないそうでした。と、思うまもなく、事前の予告もなく、ホシガラスが登場。目の前です!
残念ながら、水浴びしないですぐに行ってしまいました。入れ替わる様にヒガラが登場。
午後1時前、ルリビタキ♀タイプ登場。中々♂成鳥は出て来ません。
メボソムシクイもよくやって来ます。
ウソ♂の水浴びシーンです。
こちらは、ウソ♀の水浴びシーン。
午後1時半、やっとルリビタキ♂成鳥が登場。綺麗です。色合いからすると少なくとも3歳、いや4歳以上でしょう。
ルリビタキは水浴びしても、上面はあまりグチョグチョになりません。羽の構造でしょうか。
午後2時過ぎ、お待ちかねのキクイタダキ登場!キクイタは水浴びするとグチョグチョになるので、水浴び前に取らなきゃダメ!と事前の注意事項はありましたが、分かっていても、素早すぎて間に合いません!撮れた時には、もうグチョグチョ!
一度現れると、次々にルリの♂成鳥がやって来ます。微妙に青色が違うので、違う個体だとわかりますが、写真は綺麗な個体だけにしておきます。選り好みが出来るくらいよくやって来ます。
水浴び後、枝で一休み。
メボソムシクイも現れると、ついつい撮ってしまいます。
キクイタダキも頻繁にやってくる様になりましたが、濡れた状態で現れるのがいるので、同じ個体がなんどもやって来ているのでしょう。やっと全身ずぶ濡れになる前の写真が撮れました。午後2時半ごろです。
午後3時前にやって来たウソ♀ですが、頭が白髪混じり。部分白化なんでしょうが、なんか親しみを感じますね。
午後3時半ごろ、日が傾いて来て、メボソムシクイの色合いも変わります。
これにて、鳥見も終了。山荘を引き払い、きつ〜い上り坂を登ってバスに乗り込み、一路新宿へ。下界とは違って、涼しい奥庭。ひっきりなしにやってくる小鳥たちを堪能した1日でした。
次回は、APNツアーで出かけた小笠原航路(8月23〜25日)での海鳥をアップする予定です。
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