ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

ボルネオ紀行 キナバル公園 その8/ヒムネスミゴロモ ミナミムシクイ アイイロヒタキ ボルネオモズヒタキ等

2023-11-13 | ボルネオ
アイイロヒタキ 2023年9月6日 ボルネオ キナバル公園

9月6日午前キナバル公園(続き);キナバル公園の少し高所の東屋デッキ、色々な種類が出現します。少し遠くの方に鳥影が見えたので、探して見るとまた新たな種類でした。ヒムネスミゴロモ(Black-and-Crimson Oriole)と言って、コウライウグイス科です。赤と黒のツートンカラーが渋いです。漢字は墨衣(スミゴロモ)かな?ちょっと典雅な感じで良い和名です。霧が出て来て少し霞んだのが残念。
デッキ近くの木にキエリゴシキドリ(Golden-naped Barbet)が木の実を採餌中。
そろそろデッキをお終いにして戻ることに。ワゴン車に乗る場所に行く間にも次々出てくれます。あちこちに出てくるので、ツアー一行はバラバラになって追っかけます。遠くにオウチュウっぽいのが見えるなとカメラを向けましたが、遠くて暗くてちょっとピンあま。でもガイドさんに見てもらうとカンムリオウチュウ(Hair-crested Drongo)とのこと。頭央が葉っぱに隠れて冠が見えないのが残念。胸の金属光沢が辛うじて写ってました。
ボルネオモズヒタキ(Bornean Whistler)も再び出現。近くでしっかり撮れました。良い子です。
そして日本で見るムシクイの様なミナミムシクイ(Mountain Leaf-wabler)がチョロチョロと動き回っています。側頭線と過眼線が濃くて凛々しい!
ロッジ周りで少ししか見れなかったアイイロヒタキ(Indigo Flycatcher)が目の前の枝に。
小首を傾げると何とも可愛い!ところで、アイイロヒタキは青いヒタキにしては、珍しく雌雄同型で、性的二型が進化しなかったのか雌雄とも藍色に進化したのか不思議です。野鳥の美しい色の進化は本当に神秘です。
今日はハイイロオウチュウがよく出ます。ここでもまた姿を見せてくれました。

次回は地元に戻って、県南の河川敷の野鳥達をアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。