ヒデマル的日常生活

自分の趣味、バイク、オーディオ・ビジュアルなどの、お気楽な解説、紹介など。

北朝鮮のロケット発射の誤報。防衛省は大丈夫?

2009年04月04日 | ニュース
「勘違い」伝達、誤発表に=速さ重視、確認追いつかず-防衛省(時事通信) - goo ニュース

 昼過ぎに病院の待合室でテレビを見ていると、ニュース速報で北朝鮮のロケットが発射されたことを伝えていた。家に戻るとさっきの発表は誤報だったとニュースが流れていた。一体どうなっているの?

 以下はニュースの引用。
--------------
 防衛省によると、千葉県旭市の空自の地上レーダー「FPS5」が、日本海で何らかの航跡を探知。防空指揮群(東京都府中市)を通じ、航空総隊司令部(同)に伝達した。

 その際、航空総隊の隊員が米軍の早期警戒衛星も探知したと勘違い。別の隊員に「飯岡(FPS5)探知」「SEW(早期警戒情報)入感。発射」と伝え、その隊員が午後零時16分、防衛省地下の中央指揮所に連絡した。
--------------

 つまり発射されたという判断は

 ・空自の地上レーダー「FPS5」での検知

  AND

 ・米軍の早期警戒衛星の探知

 の両条件がそろって「ロケット発射と認定」し、自治体に通報するシステムだったのを誤認識した訳だ。

 確かに何にでもミスはあるし、今回は発射されてから通達までの時間が短く、しかもこういう対応は頻度は少ないから、悪い条件が重なったことは間違いない。が、仮にも日本の防衛を担うセクションの所業としては、余りにもお粗末でないか?

 検知-判断-通達のフローは問題なかったか? リハーサルはちゃんとやったのか? 

 ま、不幸中の幸い、誤報によってリハーサルができ、問題点が把握できたのだから、改善する機会を得たと思って、適切に対処して欲しい。

 それにしても、この国のリスク管理は、地震警報と言い、一発でキレイに決まらないものか? また世界中に恥を曝したような・・・。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 観てないけど、映画興業成績。 | トップ | とうとう打っちまった。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ニュース」カテゴリの最新記事