ヒデマル的日常生活

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大滝詠一さん、死去

2013年12月31日 | ニュース
これもビックリ。大滝詠一さんが急死された。

死因は解離生動脈瘤と言うから、動脈の膜が剥がれて血液が入り込み流れなくなったか、動脈瘤が破れたか、何れにしても急変しそうな病名だ。

ご冥福をお祈りしたい。

ショックが大きいような、そうでないような気がする。

大きく感じるのは、大学から社会人になって、車の中で盛んに聴いたのが「A LONG VACATION」や「EACH TIME」で、この頃一番好きだったアーティストだった。

そうでもない感じは、この人のファンでも何せ寡作なので、消費意欲を満たせないのだ。山下達郎さんと比較すれば、新曲、アルバムが出てきやしない。自然他のアーティストを聴くようになり、自分の中でも存在が薄れてしまう。

この人が作曲、提供した曲も特徴的だった。太田ひろみ「さらばシベリア鉄道」、森進一「冬のリビエラ」、小林旭「熱き心に」、松田聖子「風立ちぬ」など、ゆったりしたリズム、サビの手前のじゃじゃじゃじゃん、と言ったフレーズで、必ずこの人の作曲と分かったものだった。

願わくば、完全新作のアルバムを聞きたかったが。「幸せな予感」以前も以降も全く音沙汰無し。コンサートでも奥に引っ込んで、どこからともなく歌声が聞こえるなど伝説に残るくらい、表に出たがらない、存在感を消そうとした人物。

時に驚かせてくれるが、それが自身の訃報とは残念だ。

重ねてご冥福をお祈りします。
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