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歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

リーダーシップについて

2015-10-20 07:42:27 | 日記


今日はリーダーシップについてです。

人間の欠点の一つに、お山の大将となり、慢心に陥ることがある。
天下人となった徳川家康も、例外ではない。
彼が大将として成長したのは、「三方ヶ原の戦い」以降であり、若い頃から謙虚に周りの意見を聞き入れることができたわけではない。

当時、家康は、31、2歳の血気盛んな若大将だった。
武田信玄率いる武田軍が、遠江に攻め込んできたのは、そんなときだ。
まず、徳川家の譜代家臣、中根正照が守る二股城を陥落させた。
次は家康が死守する浜松城に攻め込んでくるのが常套手段だ。

家康は、武田軍との戦闘に備え、万全の態勢で待ち構えていた。
しかし信玄は、「家康など、とるに足らない」
と言わんばかりに、浜松城を通り過ぎ、三河に向かった。
52歳で経験豊富な信玄は、家康を城からおびき出す挑発作戦にでたのだ。

家康は、戦国武将としてのプライドを大きく傷つけられた。
家臣が懸命にとめたにも関わらず、城から飛び出し、信玄軍を追いかけた。

一方、老練な信玄は、軍勢を整え、待ち構え、信玄流「風林火山」のごとし、激しい攻撃を加えた。
家康軍は激しい攻撃にさらされ壊滅状態に陥り、大切な兵と多くの家臣を失い、自身も命からがら逃げ帰ったのだ。

城に帰るとすぐに画家を呼び、その際の恐怖におののいた自画像を描かせた。
(写真の「しかみ像」名古屋の徳川美術館所蔵)

苦い経験を忘れまいと、終生の反省材料にするためだ。
慢心に陥りそうになったとき、当時の情けない顔を眺め、自身を諌めたという。

家康は、反省力を備えることで、超一流のリーダーに育っていったのだ。


このことは、皆さんも同じだと思うのです。
今の皆さんが順調なのは、反省力があるからではないでしょうか。
ぜひぜひ皆さんの反省力の秘訣を、関口に教えてほしいのです。
ちなみに関口は、日々の業務で反省事項があった際、反省力ノートに記入し、後日の反省としています。



~中小企業の法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
〒221-0001
神奈川県横浜市神奈川区西寺尾3-3-20
℡&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
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社員採用法について

2015-10-06 08:57:34 | 日記
皆さんこんにちは!皆さんの会社の社員採用法を教えて下さい。
採用基準は難しく、織田信長でさえ、ダイヤの原石たる家来を、見抜けなかったのです。

蜂須賀小六は、木曽川流域で輸送船の護送など、舟運に関わっていた豪族である。
部下の中には客の対応が悪く、乱暴を働く者がいた。
そのため、「蜂須賀一家は川盗人(川賊)だ」という風評が立った。
蜂須賀一家にしてみれば濡れ衣だが、厄介な問題だ。
「川盗人だ」と後ろ指を差され、オチオチ道も歩けない。
川盗人の汚名を払拭することが、一家を率いる小六の悲願だった。

そんな折、織田信長の家来である木下藤吉郎(後の秀吉)が小六を訪れた。
「主人信長様は、近く美濃を攻略するため、墨俣(すのまた)に城を造る。
しかし墨俣は木曽川と長良川の合流点であり、通常の工法で築城はできない。
ついては「輪中」の工法に長けている蜂須賀一家に築城をお願いしたい」
というものだった。

墨俣は大湿地帯であり、「輪中」というのは、地域に古くから伝わる知恵で、湿地帯に建造するための特殊な工法である。

「ぜひやらせて下さい。ただ一つ条件があります。」
「条件とは何ですか?」
「小六をはじめ、一族を信長様の家来にして下さい」

城づくりという単発で臨時の要員ではなく、織田家の正社員にしろということだ。
川盗人の汚名返上のためには、信長の家来になるのがいいと考えたのだ。
「難しいと思いますが、一応、主人と相談させて下さい。」

戻ってきた木下の話を聞いて、信長は嘲笑った。
「川盗人風情が生意気なことを言う。
彼らは城づくりのための臨時請負人だ。」
「しかし彼らは、地域に明るく、他にも役に立つと思いますが」
「サル(秀吉の蔑称)、わしは川盗人を召し抱えるつもりはない」

木下は、これ以上の説得は無理だとあきらめた。
しかし蜂須賀一家の能力は確かだ。そこで、
「では私の家来にするということで、いかがでしょう」
「分かった。ただし責任は持て。」
木下は礼を言った。

早速、小六にこのことを伝えた。
「ありがとうございます。木下様の家来として、城を造ります。」

かくして歴史に名高い「一夜城」はみごとに完成したのだ。
その後も蜂須賀一族は、木下の家来として、
木下(豊臣秀吉)の天下取りに多大な貢献をしていくのだ。

これは皆さんの会社の社員採用も同じだと思うのです。
汚名挽回に燃えている人は、覚悟が違うと思うのです。
ぜひ皆さんが実施している採用活動を教えて下さい。


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腹心の部下について

2015-09-24 06:52:24 | 日記
皆さんこんにちは!相変わらず順調そうですね!皆さんの会社が順調なのは、皆さんがうまく上司をサポートされてらっしゃるか、又は皆さんを上手に
サポートしてくれる部下がいるからだと思うのです。

石田三成は、上司である豊臣秀吉を、よくサポートしたのだ。

ある年の雨季に、大阪城の管理下である淀川があふれ、堤が決壊した。
大阪城からこの光景を眺めていた秀吉は、譜代奉行を呼び、「何とかしろ」と命じた。

現場に急行した譜代奉行は、勢いよく流れる川の流れに圧倒され、「どうにも手が出せません」と弱音を吐いた。

そこで秀吉は三成を呼び、「お前が何とかしろ」と命じた。
三成は秀吉に、「水を防ぐために米俵を拝借いたします」と言った。
周りの者はびっくりしたが、秀吉は許可した。

三成は家来を集め、城の倉庫からどんどん米俵を担ぎ出させた。
「米俵をどうなさるのですか」と家来は聞いた。
「土嚢の代わりに使うのだ。今から土嚢を作っていたのでは間に合わない」

「しかし米の入った俵を、土嚢の代わりにするのですか」
三成はうなずいた。
とっさの知恵で、米俵を土嚢の代わりにどんどん決壊箇所に積ませた。

やがて水勢も収まり、川はいつもの穏やかさを取り戻した。すると三成は家来たちに告げた。
「村人に土嚢を作らせろ。そして土嚢一俵と米俵一俵を交換してやると告げろ」

「えっ」家来たちはびっくりした。
米は濡れてはいたが、乾かせば食べられる。
しかも村人達にとって、米など容易に口にできるものではない。
三成の頭はするどく冴えているが、心は住民思いだと家来たちは感じた。

しかし三成は、それが自分の発想だとは言わなかったのだ。
すべて主人である秀吉の発案であり、趣旨であると告げて歩いたのだ。

三成は、自分の一切を秀吉公に捧げようと思い立っていたのだ。

これは皆さんも同じではないでしょうか?会社の発展は、皆さんが上司を支えているか、または皆さんを支えてくれている部下がいるからなのです。


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マイナンバー制度の準備、進んでますか?
本制度は、会社の体質を大幅に変える必要がある大改正です。
10月から、待ったなしでスタートします。

1、制度の趣旨
・税金、社会保険料を公平に徴収し公平に給付するため
・行政間の情報を共有することで、行政事務の効率化するため

2、従業員に対して
・10月から市町村から簡易書留で郵送されてくるので、紛失等ないように注意喚起
・住民票の住所に送られてくるので、実際の住所と違う人は、変更するよう指導
・税金、社会保険の申請書等に記載するため、マイナンバーを会社に提出するよう告知

3、会社の注意事項
・マイナンバーを収集する際、使用目的(税、社保の申請のため)を明らかにする
・収集したマイナンバーは、厳重に保管
(可能なら、漏洩防止のため、データではなく、紙ベースで金庫保管がベスト)
・マイナンバーを扱う人は「事務取扱担当者」となり、刑事罰の対象となる。
(総務責任者のみがマイナンバーを扱い、総務部員等には扱わせないことがお勧め)
・支社、支店があり、支店長等がマイナンバーを収集する場合、
 支店長等は、「事務取扱担当者」に該当し、刑事罰の対象となる
(支店長等の教育もしくは本社で一括して収集することが求められる)





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提案が用いられるには

2015-09-08 08:04:16 | 日記
皆さんこんにちは!
みなさんは会議などで提案をすることがありますか?
みなさんの提案が用いられるためのは、秘訣があるのです。

徳川家が豊臣家を滅ぼすために戦った大阪の陣。
その大阪の陣の前、大阪城で豊臣家幹部による軍議が開かれていた。
徳川を撃退すべく、策が練られていたのだ。

兵法に明るい真田幸村は、城外での野戦を主張した。
単なる籠城では、勝ち目はないと考えたのだ。
籠城は、援軍が期待できる時に有効な作戦であり、今回のように援軍が期待できない戦では、利かないのだ。

幸村は、兵法孫子の言う先手必勝こそ大切と考え、徳川家の軍備が整わないうちに先制攻撃をしかけるべきだと主張した。

しかし豊臣秀頼の母淀君など豊臣家首脳陣は、籠城戦を譲らなかった。
故太閤秀吉が築いた大阪城に、絶対の信頼をおいていたのだ。

幸村がいくら城外戦を主張しても、取り入れられることなく、大阪方の方針は、籠城策に決定してしまったのだ。

その結果どうなったかは、歴史の事実のとおりである。

これは軍師の限界なのです。
豊臣家にとって、幸村は傭兵にすぎなかったのだ。

人事権も予算権もない、現代の経営コンサルも同じです。
意見を用いられるためには、まずは関係性の構築が大切なのです。
アドバイスは、信頼関係が構築されてから行うべきと思うのです。

どんなに良い経営戦略や方針を提案しても、採用されなければ意味がないのです。

会社において、みなさんの意見が採用されやすいのは、
みなさんが関係性を上手に構築されてらっしゃるからに違いありません。



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社員採用について

2015-08-25 07:33:10 | 日記
皆さんの会社では、どのような採用活動をしてますか?

信長に才能を見出された石田三成は、秀吉の代になって、今までにない役人の採用を行ったのです。

天下人になった秀吉は、大阪に大きな城を建てた。地域を流れる大河である淀川も、その管理下に入る。
しかし淀川の川辺には、家を持たない浮浪者が、勝手に掘立小屋を作って住み着いていた。

三成は、淀川の川辺に行き、小屋に住んでる男に、「お前たちを取り仕切っているのは誰だ」と聞いた。
男は、「五郎八です」と言って、一件の小屋を指差した。

三成はそこへ行った。
五郎八は、昼間から酒を飲み、疑い深い目で「誰だ」と聞いた。
「大阪城の主秀吉公に仕える石田三成だ。この川の管理をする奉行だ。」
五郎八はふんと顔をそむけ、「それで何の用だ」と聞いた。

「今後、淀川の管理は三成が行う。
お前たちは不法占拠者であり、本来、退去を命じるべきだが、そうはしない。
淀川にはいろいろ問題が起きる。
そのときは川を管理するわしを補助してほしい。
つまり今日からお前たちは、わしの部下として、川の管理の手助けをするのだ」

五郎八は目を見張った。
もう、昼間から酒を飲むどころではない。
不法占拠者である自分たちを役人の補助者として、雇ってくれるというのだ。
五郎八は、たちまち三成に屈服した。
「何でもお申し付け下さい。身を粉にして奉公致します」

このことは、皆さんの会社の採用活動も同じだと思うのです。
誰を採用するのではなく、「採用した人をどのように用いるか」が重要だと思うのです。

ぜひぜひ皆さんの会社の採用の事例をお聞かせください。


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人事評価制度

2015-08-04 07:44:49 | 日記
皆さんこんにちは!ところで皆さんの会社では、どのような人事評価制度を運用してますか?

豊臣秀吉のすぐれた才能の一つに、「仕事の組織化」というのがあります。
秀吉は、「個人の能力」をあまり評価しなかったのです。
彼自身、個人の能力により農民からのし上がってきたから、部下にも、個人の能力を評価すると思いきや、そうではなかったのです。
「個人の能力には限りがある。一人の人間にすべての能力が備わっていることなどありえない」
という考えを持っていたのです。
そのため、一つの役職に対して、必ず複数で任命したのです。その上、一ヶ月交代で仕事仕事をさせたのだ。
いわゆる「月番」というシステムです。現代の言葉で言う「ジョブ・ローテーションシステム」です。
これだと関係人が複数の人間に対して比較評価できるのだ。

このような評価制度は、飲食店など、チームワークが求められる職場に最適なのです。
「遅刻をしない」「客に挨拶をする」「身なりを整える」など、チーム全体が規則を守った場合、ご褒美としてチーム全体に報奨金を支給するのです。

規則を破ったときに罰する「減給処分」は、モチベーションダウンとなりえます。その上、労基法上の諸問題もあります。

しかし、報奨金の支給なら、こういった問題を回避できるのです。

皆さんの会社でも、採用されてはいかがでしょうか!

質問等は遠慮なくどうぞ!
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部下の心をつかむには

2015-07-23 08:50:05 | 日記
皆さん、こんにちは!皆さんの会社は順調で、私関口もとても嬉しいです。皆さんの会社が順調なのは、皆さんが部下の心を上手くつかみ、上手にサポートされてらっしゃるからだと思うのです。皆さんがいらっしゃれば、益々会社は発展するはずです。
ぜひぜひ、部下の心をつかむための秘訣を教えてください。

家康は、徳川御三家の1つである尾張の名古屋城に、九男の義直を配置したのだった。尾張は家康が特に重視しているため、江戸へ参勤の大名は、必ず名古屋城に立ち寄り、義直に挨拶した。

この整理を担当したのが、渋谷弥太郎であり、社長室長のような役職である。この渋谷は、仕事熱心で、義直様に会わせる人、会わせるべきでない人の
基準を作り、部下に徹底させた。
しかしこのことが、問題を発生させた。「お前では、話にならぬ。上役を出せ」と渋谷にネジこんでくるケースが多数発生した。
しかし頑固な渋谷は、
「申し訳ありませんでした、どうぞお入り下さい」
と、義直に会わせることはせず、部下の決定を重んじたのだ。そのため、部下にとっては「頼もしい上司」なのだ。

しかし面会者はそうはいかない。
「お前は玄関番だろ、客を吟味するなど、越権だ」
とわめくが、渋谷は平然とこう応じる。
「越権ではございません。私は面会者を選別するために、殿から給料をいただいております。お引き取り下さい」
と絶対に通さない。部下たちは心の中で、渋谷にエールを送るのだった。

訪問者からは憎まれた渋谷だったが、部下の信頼は厚かったのでした。

「部下を否定するのではなく、肯定してあげる」
で部下の信頼を得たのだと思うのです。
ぜひぜひ皆さんの人心掌握の秘訣を教えて下さいね。




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怪談寄席と遺言のお話

2015-07-17 09:03:00 | 日記


 7月20日(祝)に当事務所が開催する寄席(講演会)が、7月16日の神奈川新聞に掲載されました。
 本講演会は、お蔭様で7回目、4年目となり、神奈川新聞で取り上げていただくのは、2度目です。ありがとうございます。
 皆さんもお越しください。


下記が詳細です

寄席と講演会のご案内
(参加申込受付中!お申込者約20名、そろそろ締切)
タイトル;「怪談寄席」と「遺言」のお話

日時;7月20日(祝日)10時から12時

場所;かなっくホール (JR東神奈川駅徒歩1分)
http://kanack-hall.jp/
横浜市神奈川区東神奈川1-10-1

会費;お一人様2000円

第一部;講談「江島屋騒動 恨みの振袖」

内容;人生の節目である婚姻。その婚礼衣装が原因で、恨みの物語が始まります。恨む者、恨まれし者の運命は。

講談師;神田すず http://ameblo.jp/suzu-kanda/
平成18年神田すみれに入門。
都内寄席、なれそめ講談等で活躍中。

第二部;講演「遺言書の落とし穴」

内容;死にゆく者がこの世に遺す最後のメッセージである遺言。しかしながら、勘違いのため、無効になってしまう遺言も多いのです。相続実務を多く扱う専門家が、遺言書の盲点についてお話します。

講師;関口英樹(社労士、行政書士)
社長と社員、相続人間などの利害が対立する関係者間を、調和により支援することがモットー。

お申込み方法;関口宛にお電話、メール等でお申込み下さい。
完全予約制です、お連れ様大歓迎

落語との違い
講談も落語も、伝統の寄席演芸の一種です。落語はその名のとおり、「落ち」がありますが、講談には、「落ち」がありません。それは講談が、ストーリー性を重視しているからです。釈台を張扇でパパンとたたきながら、テンポよく、リズミカルに語っていき、このリズムある語りが、聴衆を物語に引き込んでいくのです。

暑い夏の日、みなさんも肝を冷やしに、ぜひお越しください。
詳細は、下記ホームページで!

お申込み法;関口宛にメール、お電話等で、
お名前・参加人数等お知らせ下さい。

~身近な街の法律家~
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会社の強みについて

2015-07-10 09:05:58 | 日記
みなさん、こんにちは!最近、みなさんの会社はとても順調そうですね!今後も益々、伸びるはずです。おそらくみなさんの会社は順調なのは、強みがあるからだと思うのです。その強みをぜひぜひ関口に教えて下さい!

秀吉に仕えた天才軍師黒田官兵衛が、難攻不落の備中高松城を攻めたときのこと。

備中高松城は、平城であるが、深田や沼沢、川に囲まれ、人馬の進みがたい天然の要塞である。この固い守りこそが、敵の強みなのだ。
官兵衛は、この強みを弱みに変えられないか、考えた。その結果、この地の利が、敵の弱みに転換できると考えたのだ。

高松城の周囲に、巨大な堤防を築き、城のそばを流れる足守川の流れを引き込んで、城を水没させるという奇想天外な戦略を思いついたのだ。

これは戦というより、むしろ土木工事であった。官兵衛は、突貫工事で十数日という短期間で、7メートルもの高さの堤を完成させた。

折しも梅雨時で、水攻めはすぐさま効果を発揮した。城の高さは7、8メートルなので、高松城は、高い部分を除いて、ほとんど水没し、落城したのだ。
この水攻めは、敵の強みをみごと弱みに変えた戦略なのだ。

これはビジネスでも同じだと思うのです。みなさんの会社の強みは、弱みにもなるのです。逆にみなさんの会社の弱みは、強みになるのです。

みなさんの知恵を持ってすれば、必ずや、会社の弱みを強みに転換できるのです!


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経営バランスの件

2015-06-30 07:05:51 | 日記
皆さんの会社の経営バランスを教えて下さい。

静岡県浜松市に、「沢根スプリング」
という社員数約50人程度のバネメーカーがあります。
この会社、ある特定の企業や市場に過度に
依存しないというバランス経営を重視しているのです。

市場や取引先の分散化を戦略的に進めているのです。

この業界の多くは、自動車や電子機器メーカーからの発注が多く、
大半の企業は、下請型である。
そのため、価格決定権がなく、
発注者である大手企業の経営方針に大きく左右されてしまうのだ。

「大手企業数社の下請状態」という場合、危険な状態なのです。
1社から契約を打ち切られた場合や1社の経営が不振となってしまった場合、
売上が2割3割ダウンすることになるのです。

その点、沢根スプリングは、数社だけに過度に依存はしてないので、
創業50年以来、一度も赤字になってないのだ。

皆さんの会社が発展しているのは、
特定の顧客や特定の市場に依存せず、
バランス経営をしているからと関口は考えているのです。


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「NPO法人こころTHE士業勉強会」のご案内

タイトル;コンサル社労士のためのランチェスター弱者の戦略
お申込み受付中!

日時;7月11日(土)10時~

場所;横浜市市民活動支援センター(桜木町駅徒歩7分)
横浜市中区桜木町1-1-56 クリーンセンタービル4、5階

講師;関口英樹(社労士・行政書士)

参加費;1500円(非会員の方の会費)

終了後、懇親会あり、会費実費

内容;そもそも強者(大手企業)と弱者(中小企業)とは、
戦い方(経営戦略)が異なります。
弱者が強者のマネをしても勝ち目はありません。
コンサルとして、関与先社長と経営を語り合え、
必要不可欠な参謀となるべく、弱者の戦略を学びませんか!

主催;NPO法人こころTHE士業 http://www.h2.dion.ne.jp/~vivace/index.html
お申し込み及びお問い合わせは上記主催者へ

NPO法人こころTHE士業とは、
名前のとおり志の高い社労士を中心とした士業の勉強会です。
社労士資格者はもちろん、社労士試験合格者や社労士試験受験生などが参加します。
それ以外の方のご参加も大歓迎です。
%%name%%さんも中小企業の戦略を学びに、ぜひお越しください!




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社内権限について

2015-06-17 07:14:00 | 日記
皆さん、こんにちは!
皆さんは会社でどのような立場でしょうか?
トップ(社長)でしょうか?
社長の補佐的立場(ナンバー2)でしょうか?
それぞれの立場ごと、犯してはならない領域があるということを、
歴史が物語っているのです。

信長の戦略の実行者である秀吉は、黒田如水を軍師として重要した。
ある時如水は、小早川隆景にこうグチったのだ。
「自分は秀吉殿に信頼されていないような気がする。
かつては信長にも警戒され、殺されかけた。
なぜだろう」

小早川隆景とは、「戦国で一番頭脳が優れた男」と言われる如水が、
ついに頭の上がらなかった人物である。

その隆景、次のように答えた。
「それは貴殿は決断が早すぎるからだ。
決断は、将軍(トップ)固有の権限であって、
どんな優秀な部下にも委任できない。
情報を集め分析し、問題点に対する解決策を用意して選択肢を提供するのが軍師の役目だ。
貴殿は頭が鋭いから、選択肢から選ぶという行為まで行ってしまう。
これは将軍の決断権まで犯すものだから警戒されるのだ。」

隆景は、今でいうトップと補佐官の「役割分担」と「補佐官の分限」について説いたのだ。
如水は深く反省した。


このことは、%%name%%さんが顧客や上司に提案するときも同じだと考えています。
顧客や上司の決定権まで犯してしまっては、いけないと考える関口なのでした。



寄席のご案内(参加申込受付中!)
タイトル;「怪談寄席」と「遺言」のお話

日時;7月20日(祝日)10時から12時

場所;かなっくホール (JR東神奈川駅徒歩1分)
http://kanack-hall.jp/
横浜市神奈川区東神奈川1-10-1

会費;お一人様2000円

第一部;講談「江島屋騒動 恨みの振袖」

内容;人生の節目である婚姻。
その婚礼衣装が原因で、恨みの物語が始まります。
恨む者、恨まれし者の運命は。

講談師;神田すず http://ameblo.jp/suzu-kanda/
平成18年神田すみれに入門。
都内寄席、なれそめ講談等で活躍中。

第二部;講演「遺言書の落とし穴」

内容;死にゆく者がこの世に遺す最後のメッセージである遺言。
しかしながら、勘違いのため、無効になってしまう遺言も多いのです。
相続実務を多く扱う専門家が、遺言書の盲点についてお話します。

講師;関口英樹(社労士、行政書士)
社長と社員、相続人間などの利害が対立する関係者間を、
調和により支援することがモットー。

お申込み方法;関口宛にお電話、メール等でお申込み下さい。
完全予約制です、お連れ様大歓迎

講談とは、戦国時代からの寄席演芸の一種であり、
釈台を張扇でパパンとたたきながら、テンポよく、リズミカルに語っていきます。
このリズムある語りが、聴衆を物語に引き込んでいきます。
映像がなく、想像だけの世界だからこそ、想像力が膨らむのです。

暑い夏の日、皆さんも肝を冷やしに、ぜひお申込み下さい。
詳細は、下記ホームページで!


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~中小企業の法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
〒221-0001
神奈川県横浜市神奈川区西寺尾3-3-20
℡&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
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<労使一体・攻防一体の経営をサポート>


葉っぱで年収1000万

2015-06-02 08:18:25 | 日記
みなさんは、「彩(いろどり)」という商品をご存知でしょうか?
和食レストランでご飯を頼むと、
かえでや笹の葉などの葉っぱが、飾りで添えられてることがあります。
みなさんが真っ先に箸をつけて、はじへどける、アレです。

その葉っぱだけで、年収1000万を稼いでいるおばあちゃんたちがいるのです。

徳島県の上勝町。
人口の半分は高齢者であり、ほとんどの若者は、
高校入学と同時に、町を出ていきます。
つまり、毎年、人口は減り続けているのです。
その上勝町、前述の「彩」のシェア70%を占めているのです。

その葉っぱの生産を担っているのが、70代、80代のお年寄りなのです。
そのおばあちゃんたち、タブレット端末を手に、畑に出かけます。
商品を撮影し、ホームページにアップするのです。
アップされた商品は、ネット販売で全国に販売されているのです。

驚くべきことに、田舎のおばあちゃんたちがITを駆使することで、
年収1000万を稼ぎ出しているのです。

みなさんの会社も、ちょっと頭をひねって工夫することで、
必ず発展すること間違いないのです。


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部下の管理法

2015-05-13 08:58:53 | 日記
みなさんの会社では、上司が焦りを抱えてないでしょうか?
上司の焦りは部下の焦りとなりうるのです。

2代目の征夷大将軍の徳川秀忠。
彼は父が生きていた頃、常にコンプレックスを持っていた。

彼は関ケ原の合戦で、真田家に足止めされ、本戦には参加できなかった。
15年後の大阪の陣では、全軍の総指揮を取ることを家康が許さなかった。
秀忠はそのもどかしさを家臣たちに大声でグチっていたのだ。

そんな様子を見ていたのが、秀忠の旗本の山田という武士だ。
「秀忠公にお仕えしても出世は望めない。
いっそのこと、大御所様である家康公にお仕えしたほうが、
出世の道が開けるのでは」
と考えた。

そんな頃、真田幸村が、家康の本陣に奇襲をかけてきた。
家康の陣はメチャメチャに乱され、家康のそばにいた武士のほとんどは
逃げ去ってしまった。

このことを知った秀忠軍が援護のため、駆けつけた。
そのとき、先頭を走ってきたのが山田だった。
山田の奮闘により、真田勢は追い払われたのだった。

あやうく助かった家康は、山田を呼んだ。
「そなたの働きは実に見事であった。
ところであまり見ない顔だが、わしの家来か?」
「大御所様のご家来ではありません。秀忠公の家来でございます」
「とにかくご苦労だった。
自分の部署に戻れ、秀忠にはわしから話しておく」
山田は喜んで自分の陣に帰って行った。

その家康、秀忠を呼んでいきなり言った。
「山田をクビにせよ」
秀忠はびっくりした。
「私の見るところ、父上の危機を救ったのは山田の働きです。
褒美をくださるのかと思っておりましたが・・・」

「バカ者!だからお前はダメなのだ」
「山田はお前の旗本であって、どんなときでもお前を守らなければならない。
それにも関わらず、自身の役割を放棄し、他人(家康)の急場に駆け付けた。
自分の主人を放り出してまで、出世しようという武士は、
徳川家にはいらない。
しかし山田にそういう考えを持たせたお前にも責任がある」

秀忠は自身の心が読まれた気がして背筋が寒くなった。
「山田が焦ったのは、自分の焦りがあの男に乗り移ったのだ。
責任は自分にある」
と考え、山田をクビにしなかったのだ。

「上司の焦り」は伝染するのです。
みなさんの会社では、こういったことはありませんか?
みなさんの部下の管理・指導法を教えて下さい。




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経営方針の転換の成功・失敗

2015-05-08 15:39:32 | 日記
みなさんの会社も、時代の流れに応じて、経営方針の転換に迫られるときが来るかもしれません。

老舗書店の経営方針の失敗例と成功例について、ご紹介します。

明治42年創業の「大阪書籍」という教科書を作っている会社があります。
というより、あったのです。
この会社、百周年目前の平成20年に倒産しました。
理由は、子供の減少で、教科書の需要が伸び悩んだことではありません。
教科書という安定市場に安住し、不動産事業に手を広げたことが、
倒産の原因なのです。

一方、転換に成功している老舗書店もあります。
明治40年創業の大阪の古本屋「天牛書店」です。
暖簾分けでチェーンを増やしつつ、ネット販売を強化することで、
売上を伸ばしているのです。

両者の違いは何なのか?
前者は、書店から不動産へと、ノウハウも経験も全く活用できない業種への転向なのに対し、
後者は、古本販売というノウハウを活用しつつ、ネット時代の流れに乗り、
ネットをうまく活用できたことにあると、関口は分析しているのです。

「中小企業と屏風は、広げ過ぎると倒れる」という格言があります。
中小企業は、むやみに業務を広げてはならないのです。

みなさんの会社でも、経営方針の転換事例がありましたら、
ぜひぜひ関口に教えて下さい!




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入社式の件

2015-04-21 09:07:47 | 日記
皆さんこんにちは!春ですね!
春といえば、入社式です。
みなさんの会社では、入社式を行いましたか?
入社式の際、社長が
「失敗を恐れずに思い切って仕事に取り組んで下さい。
失敗したときの責任は、私がとります」
という挨拶をすることがあると思います。
織田信長が、まさにこのようなタイプの武将だったのです。

あるとき、信長の家来の前田利家が、織田家にとってためにならない茶坊主を殺した。
「こういうやつが主人のそばにいると、織田家は腐ってしまう」
と考えたのだ。
利家にすれば、信長の考えどおり、思い切って挑戦したのだ。

ところがこれが裏目に出た。
信長は立腹し、利家を追放処分にした。
「信長さまはウソをおっしゃっていたのか」
と悲観した。

時は流れ、信長にとって最大の危機である「桶狭間の合戦」がやってきた。
三千の織田軍に対し、二万の今川群が京に上り始めたのだ。
謹慎中の利家は、駆けつけ、合戦に参加し、大きな手柄を立てた。
そして敵の首をぶら下げ、信長の陣を通り過ぎた。
その甲斐あって、合戦は大勝利となった。

信長は利家を呼びつけた。
「先日の合戦でわしの陣の前を通り過ぎたのは、お前か」
「さようでございます。
謹慎中の身でありながら、恐れ入ります。
罰をお受けいたします。」
「お前の手柄は見事であった。
今までとおり、わしに仕えよ」

利家は礼を言った。
その利家に信長は告げた。
「わしがなぜ、お前を罰したか分かるか」
「分かりません」
「お前が殺した茶坊主が、織田家にとってよからん存在であることは、わしもよく知っている。
しかしその茶坊主を殺すことは、家臣にとっての越権行為だ。
殺すか殺さないかの権限はわしの権限であって、お前にはない」

しばらく考えた利家はうなずいた。

「部下に対する人事権」
は現代においても、トップ固有の権限であり、幹部が行ってはいけないのです。

みなさんの会社では、このようなことはありませんか?
みなさんのご意見、お待ちしております。


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