歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

経営方針の転換の成功・失敗

2015-05-08 15:39:32 | 日記
みなさんの会社も、時代の流れに応じて、経営方針の転換に迫られるときが来るかもしれません。

老舗書店の経営方針の失敗例と成功例について、ご紹介します。

明治42年創業の「大阪書籍」という教科書を作っている会社があります。
というより、あったのです。
この会社、百周年目前の平成20年に倒産しました。
理由は、子供の減少で、教科書の需要が伸び悩んだことではありません。
教科書という安定市場に安住し、不動産事業に手を広げたことが、
倒産の原因なのです。

一方、転換に成功している老舗書店もあります。
明治40年創業の大阪の古本屋「天牛書店」です。
暖簾分けでチェーンを増やしつつ、ネット販売を強化することで、
売上を伸ばしているのです。

両者の違いは何なのか?
前者は、書店から不動産へと、ノウハウも経験も全く活用できない業種への転向なのに対し、
後者は、古本販売というノウハウを活用しつつ、ネット時代の流れに乗り、
ネットをうまく活用できたことにあると、関口は分析しているのです。

「中小企業と屏風は、広げ過ぎると倒れる」という格言があります。
中小企業は、むやみに業務を広げてはならないのです。

みなさんの会社でも、経営方針の転換事例がありましたら、
ぜひぜひ関口に教えて下さい!




~企業法務手続~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
〒221-0001
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℡&F 045-401-0842
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