jurgen's Heurige Blog (ゆるげんのブログ)

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心の音楽のふるさと Making Love / Yngwie Malmsteen

2021年06月09日 | 音楽

Yngwie Malmsteen – Making Love

6月6日はスウェーデンの建国記念日だったそうで、先日、大阪のFM局を聴いていたところ、偶然そんな話題が出てきて初めて知りました。3日遅れで恐縮ですが、めでたい記念日にちなんでストックホルム出身の高速ギタリストYngwie Malmsteen氏の曲を取り上げてみた。
この人を初めて知ったのはグラハム・ボネット氏率いるアルカトラズのギタリストとして登場した時。"Island in the Sun"、"Hiroshima Mon Amour"などをTVKの音楽番組やラジオで見聞きして、なんだかすごい人が出てきなと大注目。黒衣をまとい、指板を削ったストラトキャスターを奏でる姿は、明らかにリッチー・ブラックモア氏の影響をもろに受けていることが伺えた。これらの曲が収録されたALCATLAZZのファースト・アルバム『No Parole from Rock 'n' Roll』が発表されたのは1983年。このときイングヴェイ氏はまだ二十歳だった。
今回の"Making Love"は1990年に発売されたイングヴェイ氏の5作目アルバム『Eclipse』に収録されている。それにしても、こんな原色だらけのPVだったっけ?他曲のPVと記憶がゴッチャになっていたのかもしれない。わし個人的には、このアルバムで起用されたヴォーカリスト、ヨラン・エドマン氏の透明感あふれる歌声がとても良くて、セールスの多寡や周りの評判などは気にせず、イングヴェイ作品のうちで、大好きなアルバムのひとつ。メンバー全員がスウェーデン人に一新して制作されたアルバムだけに、この国の建国記念日にふさわしい1枚といえるかも。ちなみにヨラン・エドマン氏の任期は次作『Fire & Ice』まで。アルバム2作でヴォーカルが交代になるのはいつものこと。
1996年発表の9作目アルバム『INSPIRATION』では、歴代ヴォーカリストのジェフ・スコット・ソート氏、マーク・ボールズ氏、ジョー・リン・ターナー氏が招聘されたが、ヨラン氏は残念ながら呼ばれなかった。。個人的には少し悲しい出来事であった。ソリが合わなかったのかな。。Alienのセカンド・アルバム『Shiftin' Gear』に彼が参加しているので、久しぶりに聴きたくなった。CDは持っていないのでポチろうかな。