Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ゴジラのマネジメント」と富山プロデューサー・その2

2015年03月30日 | 代表羽沢のG雑感
「ゴジラのマネジメント」と
富山プロデューサー・その2


 執筆のお願いに参上した我々。
 富山プロデューサーは、「昔を振り返るだけの本にはしたくない」「ゴジラを通して読む事で、若い人たちが仕事や学業に役立つヒントになれるマネジメントの部分をテーマにしたい」とおっしゃり、それであれば書いて下さると話されました。
 私はプロデューサーのお仕事を通して知れるゴジラ映画についての事を望んでいましたが、富山さんは私の思っていた事のもう一つ上の部分で考えておられたのです。嬉しくなりました。やる気もさらに出ました。
 その後、何度目かの打ち合わせで、全体の構成も富山さんが決めて下さっています。各章のテーマも、25人のインタビューを入れたいというのも富山さんからの提案です。さらにはその25人の皆さんの取材アポまで富山さんなのです。
 インタビューもそれぞれ1~2時間。文字数にすると大変な量ですが、ページに限りがありますから、お一人少ない方で2ページしか取れません。掲載に使用する部分のチョイスの作業も基本は富山さん。この部分では私と友井さんは微調整のようなものです。
 イラストを西川先生にお願いしたいというのも、表紙・裏表紙とも描いていただくテーマも富山さんのご希望です。
 そして大変お忙しい中、本章もお時間を作って書いていただきました。頭が上がりません。
 本の著者は富山さんですが、この本の編集のメインの役割もされたことになるのです。
 こういった本は、著者がメインの部分だけ書いてあとは何もせず、編集者やライターがその他諸々の調整して形になるケースは多々あります。ですが、「ゴジラのマネジメント」は違うのです。

 上がってくるのは各章ごとですが、毎回本章原稿が上がってくるのは楽しみでした。読みながら「へえー」「おおー」とつい声を出してしまいます。「おっ!」と思うような情報も、何気ないソフトな語り口なので、つい見逃しがちになります。ある意味、富山節なのかもしれません。二度三度、読んで「なるほど……。おっと、じっくり読んでばかりいられない、もらった原稿の自分の仕事しなきゃ」となります。インタビューページも同様です。
 KADOKAWAの事情でカバーの表紙のタイトルやデザインが二転三転どころか四転五転(笑)したのを除けば、大変な思いもなかった仕事でした。最終の校正にも立ち合っていただきましたし、とにかく富山さんにおんぶにだっこの編集作業だったと言えます。

(続く)
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