Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ゴジラのマネジメント」と富山プロデューサー・その1

2015年03月29日 | 代表羽沢のG雑感
「ゴジラのマネジメント」と
富山プロデューサー・その1


 3月10日に発売された書籍「ゴジラのマネジメント プロデューサーとスタッフ25人の証言」は、お求めいただいた方々から好評のお声をいただき、関わった者として嬉しく思っております。
 昨日に報告させていただいた出版記念イベントも盛況で、この日初めて手にされた方も多数いらっしゃいました。
 今日からこの本について少し思った事を書きたいと思います。


 富山プロデューサーは覚えておられなかったようですが、最初に本を書いていただけないかとお願いしたのが4年前になります。それから時間が経過し、「ゴジラ60周年のタイミングしかない!」と昨年の3月に本格的に動きました。

 ここ数年、ムック以外の読み物としての特撮関連の書籍が多数発売されるようになりました。ゴジラ関連では、川北監督、中島春雄さん、円谷組……など。ゴジラ映画をテーマに発売される書籍でも特撮部分が中心です。それはそれでファンとしては嬉しい事なのですが、本編も含めてのゴジラ映画全体としてのものは、ありそうでなかなか見つかりません。そこで思ったのが、全体を見渡せるお仕事の人の本があればいいのに……。
 それはプロデューサーさんしかありません。
 映画のプロデューサーと一口に言っても、我々は具体的にどんなお仕事なのか、どのぐらいの範囲まで作品内容に関わるのか、様々な交渉ごとや現場の方々とのやり取りなど、知らない事は多々あります。作品によっても違うのでしょう。
 プロデューサーのお仕事を知る事で、もっとゴジラ映画を深く知る事ができるのではないか。日に日にその思いは強くなってきました。
 ゴジラのプロデューサーと言えば、田中友幸さんと富山省吾さん。
 そこで「富山プロデューサーに書いてほしい!!」となったのです。3年ぐらいずっとこれを思い続けていました、

 昨年3月。KADOKAWAには仮のOKをもらった段階で、編集のとりまとめを誰にお願いするかとなった時に、真っ先に浮かんだのは友井健人氏。中島春雄さんの「怪獣人生」をはじめいくつもの特撮書籍に関わった方ですので、知識も豊富ですし編集者としても状況に応じて柔軟な対応をしてくれると思ったからです。
 そしてKADOKAWAのK氏、友井氏とともに富山さんに会って執筆のお願いをしたのです。

(続く)
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