Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

75ゴジラブラックバージョンのこだわり2

2013年04月25日 | 新作商品情報


2.造型のこだわりはやはり顔!

 今日は「75ゴジラ」の新規造形部分について。基本的に新しく作ったのは頭部パーツと背びれパーツとなります。



ボディはそのままで雄々しく恐い顔のゴジラに!
 昭和後期でゴジラは正義の味方としてスクリーンで暴れ回ります。
「メガロゴジラ」では劇中スーツが新調され、子供達和ターゲットにした正義の怪獣らしく、かわいくも愛嬌のある容姿で印象に残りました。それを受け継ぐ形で次の「74ゴジラ」が改修されて登場しています。
 が、次作「75ゴジラ」が登場する『メカゴジラの逆襲』では、一転してボティは基本そのままに対して頭部はリニューアル、雄々しくやや怒った表情に見えるゴジラに変えられました。

 ストーリーも全2作に比べれば、やや重い感じの展開が続き、シリアスです。ゴジラはどちらかというとリベンジを目的とするブラックホール第三惑星人の敵として、暴れるチタノザウルスとメカゴジラ2の相手として登場します。ストーリーの中ではメインに位置する役回りではないのです(冒頭の前作流用シーンを除けば、ゴジラが登場するのは映画が始まって45分を過ぎてから)。
 かわいいままだとストーリー的にも役回り的にもマッチしなかったのかもしれません。そのせいもあってか表情が変えられたのかもしれませんね。

 Gメモリーズセレクションの「カッコかわいく」というテーマとしては「メガロゴジラ」「74ゴジラ」はぴったりで、実に作りやすいゴジラでした。「75ゴジラ」はやや恐さが復活した表情のゴジラですので、ボディはかわいい2つのゴジラに合わせて作ったままでありながら、顔は怖さを取り入れた「75ゴジラ」にしなくては…というちょっと無茶な作り方になりました。
 かわいく作りすぎると似なくなるゴジラですし、リアルにすれば作っていて楽しいし似てくるのですがボディとのバランスが悪くなる難しいゴジラでもありました。それでもその微妙なラインを取りつつ造型し、バランスを整えたつもりですので、実際にお手に取ってご覧頂ければと思います。

 背びれについては「見聞録」でも書きましたが、実際のスーツは「74ゴジラ」と背びれの配列は同じです。表面部分の凹凸がやや盛り上がって見えたので(改修時の作業内容の詳細事実は不明)、自分の目の方を信じてやや太めに作りました。


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