Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ゴジラvsデストロイア コンプリーション 見所ポイント

2017年12月07日 | ニュース




ゴジラvsデストロイア
コンプリーション

見所ポイント紹介!!



 いよいよ今週、12/9発売となるゴジラ・コンプリーションシリーズ第3弾の「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」の詳細などをおしらせします。購入のご参考にされてください!!

【ポイント1】
 主要キャストである伊集院研作役・辰巳琢郎さん、山根ゆかり役・いしのようこさん、小沢芽留役・大沢さやかさんと、豪華にお三方にインタビュー。22年ぶりに本作を振り返っていただいて、当時の思い出やエピソード、それぞれの演じられたキャラクターについて語っていただきました。
 お三方とも、久しぶりのゴジラ関連のインタビューということで、いろいろ思い出していただきながらお話ししていただいたのですが、みなさんゴジラ映画への参加という点ではとても楽しかったのだろうというのを聞いていて感じました。そういった部分もインタビューの中で感じてもらえればいいなぁと思います。

【ポイント2】
 メインスタッフでは、大河原孝夫監督、脚本の大森一樹監督、富山省吾プロデューサーにインタビュー。テーマやストーリーについてはもちろん、完成に至るまでの経緯などにも触れているので、興味深い話がたくさんです。こちらのお三方も、本作について語られるのは久しぶりということで、お忘れになってしまったところもあったのですが、ご記憶を掘り起こしていただき、楽しくも真摯にお話ししてくださいました。
 平成ゴジラといえば欠かせないのが川北紘一特技監督です。ご存命であればじっくりお聞きしたかったのですが、今回は再録インタビューを再構成する形式で掲載しています。

【ポイント3】
 シーンメイキング、造形、デザインワークス、スーツアクター、本編美術など、各メイキングページで、たくさんの資料、写真、デザイン画などももちろん掲載。その中には当時のスタッフの方々からお借りしたものも多く含まれているので、皆さんが初めて目にするだろうものも多数です。
 各コーナーで掲載している資料などで一番数が多いのは、川北監督が残されていたものなのです。これらをお借りできなかったらこの本は成り立たないというぐらいたくさんの貴重な資料をお借りでき、掲載に至りました。川北監督や関係者の皆様にはあらためて御礼申し上げます。

【ポイント4】
 吉田穣さん、岡本英郎さん、西川伸司さんらが描かれたバルバロイ、各デストロイアの形態、メカニックなどのデザインワークスの数々、第1作『ゴジラ』にも参加された鈴木儀雄さんによる本編美術のデザイン画、東宝映像美術や若狭新一さん率いるモンスターズで製作されたゴジラやジュニア、デストロイア各形態のメイキング写真、スーパーXⅢや各冷凍兵器のミニチュアのメイキング写真など、残しておきたい資料もたっぷり。

【ポイント5】
 本作は最初から『ゴジラvsデストロイア』としてスタートしたわけではありませんでした。たくさんの方がプロットやアイデアを出し合い、検討を重ねて作られていったのです。初期企画の『ゴジラvsゴジラ』、『ゴジラvsバルバロイ』、設定シナリオなど、主だった企画書やプロットも掲載していますので、決定稿シナリオ完成に至るまでの経緯がわかります。
 さらに大森監督執筆の脚本に大河原監督が書かれた差し込みを入れた改訂版の台本も公開。実際に撮影で使用された最終のバージョンということになります。それでも映像になったものと完全に同じではありませんので、その違いなどを探る上でも楽しめるものになっていると思います。

【ポイント6】
 本作は平成ゴジラの締めくくりでもあるので、シリーズすべてに登場したヒロイン三枝未希に触れないわけにはいきません。彼女の6作を振り返るコーナーも用意しました。演じられた小高恵美さんからのスペシャルメッセージもあります。小高さんのファン、三枝未希のファンの方には必見のコーナーかと思います。

【ポイント7】
 各イベントなどで今では目にすることも多くなったゴジラの着ぐるみたちですが、平成ゴジラ関連のものもかなり年季が入ってきたので保管が大変なようです。それでも本作はシリーズ最後ということで、東宝さんでも比較的数が残っている方です。現存するゴジラやゴジラジュニア、デストロイア各形態、スーパーXⅢや冷凍メーサーらのメカニックなどの着ぐるみやプロップも、現状の状態をじっくり見てもらいたく今回のためだけに特写をしています。

【ポイント8】
 「ゴジラの死」をキーポイントに、紆余曲折を経て完成した『ゴジラvsデストロイア』なのですが、企画から完成に至るまでをまとめたプロジェクトではわかりやすくその流れを紹介。当時の新聞記事なども同コーナーで紹介していますので、リアルタイムでご覧になった方は当時を思い出していただけるでしょうし、当時を知らなかった若い方々には当時の雰囲気を知っていただくことができるのではないかと思います。

【ポイント9】
 そのほか、作品の宣材を集めたコレクションのコーナー、撮影の聖地紹介でもあるおなじみのロケ地コーナーや、公開当時に行われたゴジラの告別式や日比谷ゴジラの除幕式の様子から、最近の本作関連のイベントまでマニアックな情報満載のコラムコーナーも健在!!

【ポイント10】
 各メイキングコーナーでは、多くの当時のスタッフの方々の証言もいただきました。ミニインタビューのような形式でたくさんの方々のコメントも掲載しています。現場で直接作品に関わった方々ですので、みなさんが初めて知るエピソードもたくさんあると思います。


 この『ゴジラvsデストロイア』は「ゴジラの死」という衝撃的な要素があるだけではなく、VSシリーズ最後の作品、田中プロデューサーや川北監督、伊福部昭先生、薩摩剣八郎さんらこれまでゴジラ映画を支えてくださった方々の最後のゴジラ映画でもあるわけです。ゴジラ史においては重要な位置にある作品であると思っております。そういう点で様々な資料や写真、そして裏側や真実を書籍という形に残したく企画したのです。
 ぜひ本書をご覧いただいて、改めて『ゴジラvsデストロイア』の魅力に触れていただければ嬉しく思います。
もうすぐ発売となります。よろしくお願いします!!

「ゴジラvsデストロイア コンプリーション」
12月9日 全国書店、各ネット通販サイトで販売開始
本体3,950円+税 
発行/ホビージャパン


 本書編集にあたり、多くの作品スタッフの皆様、関係者の皆様、関係各社の皆様のご協力をいただきました。御礼申し上げます。ありがとうございました。

TM&(C)TOHO CO., LTD.

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