Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

サイキックバージョン2のこだわり その1

2011年01月28日 | 新作商品情報




Part.1 企画意図

 今日から2月6日発売予定のGメモリーズセレクション「5周年メモリアルセット」に在中している各商品の詳細、こだわりを書きます。購入の際の参考にして下されば幸いです。
 今日はまず「ビオゴジ サイキックバージョン2」です。


■立体を強調した「赤いビオゴジ」!!
 最初の告知でお伝えしてありますように、1月に発売させていただいた「新春ゴジラ福袋2011」に在中した「ビオゴジ サイキックバージョン」のマイナーチェンジ版「バージョン2」として企画したものです。
 テーマとなっているのは、前回同様「ビオゴジ」が登場する『ゴジラVSビオランテ』劇中において、物語中盤のゴジラが海中から再び日本上陸を目指している最中の、超能力少女三枝未希との精神感応(テレパシー)のシーンをイメージしたものです。

 先日川北紘一特技監督に「サイキックバージョン(1)」を見ていただいた時に教えていただいのですが、あの赤く発光する表現のアイディアは監督の発案なのだそうです。『ゴジラVSビオランテ』の絵コンテでは、あのシーンは「ゴジラ、硬直して発光」としか書かれていません。編集過程の際に、光学合成でゴジラの形で赤を作りそれを加えたのだそうです。
 ゴジラそのものが赤くなり、後部だけが白く光った点滅の表現がなされていました。ゴジラの意思が外見で表現されている珍しいシーンと言えます。
 前回の「サイキックバージョン(1)」は、その劇中で見られた赤く発光するゴジラの色をそのまま表現すべく、できる限りGメモリーズセレクションの特徴を生かしつつ近づけた表現を心がけました。
 色的に劇中での赤く光っている時のゴジラはシンプルな色合いの表現がなされています。ですから商品ではラメ入りモール内蔵のクリアレッドのボディをそのまま生かして、ボディには基本的に色を塗らないようにしました。

 劇中シーンのイメージとしては「バージョン(1)」で充分と考えますが、赤いビオゴジの表現としては唯一のシーンですし、フィギュアとして赤を生かしていつものGメモリーズセレクションらしい立体を強調する「赤いビオゴジ」があっても良いのではないかと考えました。
 そこであのシーンのイメージから大きくはなれない程度にアレンジした「赤いビオゴジ」をこうして企画したのです。

(2011.4.30更新)
「5周年記念メモリアルセット」は完売致しました。ありがとうございました。

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