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ウォーム ボディーズ

2013-09-26 09:32:43 | 映画
イケメン ゾンビ映画という、キャッチに掴まれて

行ってきました。

確かに、グロさ少なめ、ホラーでなく恋愛モノ。

イケメンなゾンビRくんと人間の女の子が、

まさにロミジュリのような身分違いの恋愛に。

Rくんの風貌、挙動がまるで若き日のヒロト甲本氏のよう。

肢体の不自由な人 、身体障害者のようなのです。

そこから私には、身障者と健常者との恋愛にしか見えず。

交流が深まるうちに、言葉が増え、動きが滑らかになり、

双方への理解が深まるのに、それ故、越えられない壁。

「人間に近づこうと日々努力している」というゾンビの言葉に、

衝撃が。

努力するのは常にできない者で、できる者はその努力への理解のみ。

それって仕方ないのかな。

交流はできるけど、自然な状態なのかな?

ラブラブなときはいいけど、やっぱり元ゾンビじゃねってことに、

ならないのかな。

明るいラストは救いなんだけど、ゾンビ避け壁は爆破できても、

目に見えない心の壁はなくならないのではと。

いやいや、愉しい映画でしたよ。

ゾンビが人間味があるからと、ipodでなくレコードで、

80年代のロックをかけるとことか。

私たちはみんなゾンビで、常に人間らしく交流を持って生きたいともがいて、

理想の自分との壁を高くしてるのかもね。

いやいやいや、そんなに深いヒューマンものではないですので、

怖れないで。私を。

人間にむけて努力中のゾンビさんが、傘を巧く開けず、

美人人間さんに手伝ってもらって、

「ありがとう、ゾンビ手でうまく動かなくて」って。

んー、これ使える。

「カッパ手で、漢字書けなくて」とね。




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