予約本届く。
偶然、ガッツリ終活!
テーマは老いと死ですが、どちらもページ数は少なく、内容も前向きで不安を与えるものではなく、読むと心が軽くなるようです。
曽野綾子さんも、天寿を全うなさった日野原重明先生もどちらもクリスチャンなので、死ぬことは新しいステージに誕生することと、前向きにとらえているからでしょう。
曽野綾子さんも敬愛する、日野原先生の考える、命とは時間のこと。生きることは使命。まさに命を他人のために使うこと。自分の時間を他人のために使うことと断言しています。
老いて助けがなくては生きられなくても、その生き方や経験が若い人を支えることもあるのだと。
若い人に向けた応援メッセージのような内容でした。
曽野綾子さんの本は、老老介護と看とり、そしてその後。介護の手抜き、自分がやり易い方法でいい加減でを勧めていました。
どちらも老いや死に悲観的でないのは、お二人とも老後も仕事を続けられ、お金もあり、そして家族もいる恵まれた老後だからこその心の平穏もあるけど。
なにより、絶対的に委ねられ、ゆるされる大いなる存在をもつ、信仰があるというのも前向きな死生観に影響があるのかと。
まさに老後って、その人の生き様というか、人生の総決算ですよね。仕事で成功しようが、お金だけあっても、家族があっても…それでよしとはいかないことも。
生きることに意義をもてないような、今を悩むとても若い人が読んでも色々感じることがあるのではないかと。
年齢を重ねながら何回か読み返してみたいと思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます