おでかけ大好き

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ロッタちゃん

2012-06-22 14:24:15 | 本に暮らす
図書館に行くと、

お母さんチョイスの児童書は定番のスウェーデン。

何度でも心を込めて言います。ベスコフとリンドグレーン。

どちらも多作でしばらく楽しめます。

それから、「すてきな三人組」」や「へびのクリクター」の

トミー・ウンゲラーとかね。

ハズレなしです。

絵はユーモラス、ちょっとブラックなストーリーが好き。


好きなものをあげていくと、外国絵本作家ばかり。

日本の絵本はドクが足りないので、昔話を読むくらいかな。

絵本が楽しいだけの夢の世界では、こどもだってつまらない。

もっと厳しい本当を描いて。

ハテナが残るくらいがちょうどよい。

でも最後はハッピーエンドに。

世界は必ずいいほうに向かっていくと信じられるように。


こんな大きなフリを書いてダイジョウブですか私よ。


ロッタちゃんシリーズ読み終えてしまった(涙)

ロッタちゃんがワルさを残しながら大きくなっていくのを、

ずっと読みたかった。

「ロッタちゃんのひっこし」これもかなりワル。

セーターがちくちくでイヤと、セーターを切り刻んで捨てるロッタちゃん!

なのに、むしゃくしゃして家出。

こどもの心の動きがまるごと伝わります。

というか、もうロッタちゃんになっちゃう。

大人になって、ロッタちゃんのママの気持ちが本音なのに、

ロッタちゃんに共感しちゃうところがすごいよね。

あの、いわれなきワガママ、底なしのイライラ、不満、もどかしさ、さびしさ。

誰もが、全部体験したもんね。


毎夜1章ごと読んであげてるのですが、

カッパくんは待ちきれなくて自分で読んでしまい、

「すげーロッタちゃん最強」と感嘆。

「ナッパちんよりも悪い子だよね~」とナッパちんも嬉しそう。


お母さんにならなかったら、

ロッタちゃんとも長くつ下のピッピとも会えなかったよな。

読書は好きだけど、大人になって絵本を読むことはなかった。

お母さんになれて、よかった。ありがとう。





















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