平日の夕方でしたが、九份はごった返してました。
海が見える山の上です。
メイン通りから1本入ると、雰囲気のある建物と趣きのある階段道。高台から見下ろす海。尾道みたい。
招き猫屋さんと置物感たっぷりのホンモノさん。
少し離れてみると九份はこんな感じ。隣の山、登れそう。ハイキングクラブとしては気になるぅ。
哀愁ある建物も多いのだけど。
細いメイン通りは人だらけで、両側にはお土産モノ屋さんと食べ物屋さんがひしめき合ってる。
金毘羅さんの激混みバージョン!?
頂上!?付近に、行列のお店。
九份名物芋餅スイーツの有名店、「阿柑姨芋圓」でした。タロイモやサツマイモを小麦粉で餅にし、小豆や豆が入った冷たいと温かいがあります。
夕方だいぶ肌寒くなってましたが、かき氷の上に乗った冷を食べてる人たちが多かったです。
店の奥に休憩所がありましたが、てっぺんの小学校前の石段に腰掛けて食べる人たちも。アウトドアもまたよし。
ちなみに「姨」という字はオバだそう。阿柑オバちゃんの芋スイーツって感じ?ステラおばさんのクッキーみたいな?
そしてその後色々なとこで目にした「Q」はモチモチってことだそう。
このモチモチ感や餅が、台湾人大好きみたいね。
なかなか暗くならないものです。提灯が灯り始めたのは、17時半過ぎだったかなぁ。
そして有名な「千と千尋の神隠し」の湯婆婆んちのモデル。
茶館です。
この赤提灯に火が灯るとまさに映画の雰囲気。
1989年の映画「悲情城市」のロケに使われたあたりのようです。
見てないのでなんとも。台湾の歴史についてなにも知らないのです。
昔の映画館が記念館になっていました。天井が高く、椅子がたくさん。トイレ休憩や一休みするのにちょうどよし。
灯りが点る頃にはごった返してきました。暗くなるとこの人混みの中、帰りのバスに乗れるか心配。早めに下ることにします。
人混みの中にあっても夕暮れの物悲しさ。心細さが九份。
誰かの別荘だったところから眺める景色の良さ。水墨画みたいね。
デカっ。ニャンコ先生?
九份に限らず台北では犬が放し飼い。
ということは、アレもあちこちに。踏まないように要注意。
案の定、バス停は混み合っています。台北行きばかりではないので、要注意。
なんとか乗り込みましたが、行きとルートが違うみたい。おまけに乗り込む時にトランプを1枚渡されて謎?ここにもトランプ余波?貰った人と貰ってない人、降りる時に返してます。結局、意味わかんない。
最初は座れず、山道下り爆走でバランスがダルマな私は運転台に転がり落ちてしまいました。
運転手さんがイヤそうにガードし、大事故にならなくてよかった。保険のお世話にならずに済んだよ。
途中下車して鉄道に乗り換えようかと思いましたが、座れてたし、もう疲れたからいっか。
台北への帰路、バスの道中通り過ぎる街は、台北とは違った田舎の商店街でしたが、どの店も寒くないからか開けっ広げで、食べ物屋だろうと犬がウロウロ。
うらびれていても寂しさがない。昭和の日本もこんな感じだったのかな?
ぬくぬくした開かれ感が、台湾なのかな。
疲れてはいたけど、バスの揺れと郷愁な風景に眠れず。隣のMさんはいつなんどきも即爆睡。ON-OFFがハッキリしたこどものような素直な人だなぁと感嘆。
乗り込んだ同じ忠孝復興駅バス停に到着。悠遊カード、ギリギリバス代足りてよかった。