港口公園の緑が美しいです。
鯉のぼりもかわいらしいし、少し寄っていこう。
中国では松の木は精気が強く、
その下で太極拳をするのが理想だそうで。
やっぱり清々するよね。
5月5日まで
こいのぼりフェスタがあるそうで、
沼津市内の幼稚園児作の鯉のぼりが、
気持ちよさそうにはためいています。
こいのぼりをテーマにした工作などもできるっぽい。
なんとなく、鯉の目刺しっぽいですが。
と、ここですでにカッパを見失う。
家族と一緒に歩くということができない。
全く困ったやつ。
松の清清しさも、カッパへの忌々しさを消してくれない。
ビルのガラスに映った絵のような富士山。
本物もいいな。
富士山があるというだけで、ものすごく地力がアップするような。
展望水路には、大人100円、小学生50円。
ここでしばし待ち。
我が家のおでかけは、しばしばカッパ待ち&探しタイムが必要です。
野生動物のロケと同じ。
上からの眺め、富士市のほうかな。
で、こっちは伊豆の大瀬崎ね。
この三角ワクみたいなのも、テトラポットの仲間?
無秩序にみえるけど、積み方とかあるのかな。
遊覧船が下をくぐっていきました。
岸壁では、釣り人もチラホラ。なにを釣ってるのかな?
そして富士山。
富士山に緑の衣をかけているのが、愛鷹山なのかな。
やっぱり山梨側の胡坐富士より、
優雅に裾野をひく富士山のほう好きだなぁ。
これだけは温厚な静岡人でも譲れません。
上から、「沼津の御用邸ってどこかなぁ」と見ていたら、
通りがかりの係りの方が、
「ここからは見えませんが、海のそばのあの山の向こう側ですよ」
と説明してくれました。
本邸は空襲で残っていないけど、
東西の付属邸は保存されていて、
見学することもできるそうですよ。
アクセスまで丁寧に説明してくれた。
そっか現在は使われていないのね~。
平成の天皇一家は、那須の御用邸だもんね。
沼津御用邸記念公園として公開されているのね。
皇太子だった大正天皇の保養地として建てられ、
後に、昭和天皇の学問所として付属邸が増築されたのだとか。
お庭には四季のお花、
お土産もおしるし入り袱紗とか、雅だわ。
ご年配の皇室フリークな人たちにはよさそう。
さて、外にでると
縁起のよい初夢の「一富士、ニ鷹、三茄子」の
語源は、
家康が、沼津の名産の香貫茄子の初値の高さを知って、
値の高いもの(価値のあるもの)として、挙げた言葉らしい。
鷹というのは、愛鷹山のこと。
お国自慢ってわけ?
沼津らしい干物のぼりも発見。
アジと金目鯛ですかね。
日差しは暑いけど、風はひんやりとした5月の空気。
(まだ4月だけど)
1年で一番鯉のぼりが似合う季節だよね。
空を海、風を波に見立てて、魚を泳がせちゃうってすごい発想だよね。
日本に生まれてよかったな。
公園はこじんまりしてて、小さい子連れや犬連れの家族がのんびり。
吾妻屋のしたで、おやつ休憩してから帰りましょう。
案の定、昭和の街の香りが色濃い沼津の街中を抜けるのに時間がかかり、
あの学園通りってのは、混んでなかったためしがない。
ナッパちんは早々に、競馬場のおっさんのように新聞を被って爆睡。
私もオットの運転が気になりながらも、
後部座席ということで思いっきり寝る。
助手席のカッパくんだけが元気に漫画本を読んでおりました。
久しぶりの家族おでかけ、連休らしいお天気で大満足でした。
それにしても家族ででかけると、
幼児時代と違って、飲食費やら入場料やらで、
万札が次々にあっという間になくなるわ~。
家族おでかけが減るのも、そんな事情もあるのかもね。