東京電力と真言宗

　東京電力の原子力発電所の横には敷地が接する位の距離に大抵真言宗のお寺がある。

　東海原発：村松山虚空蔵菩薩　真言宗豊山派
　福島第一原発：遍照寺　真言宗室生寺派
　福島第二原発：龍蔵寺　真言宗豊山派
　柏崎刈羽原発：善照寺　真言宗豊山派

他の電力会社の原発を見たのだが、大抵は宗派は一定していなかった。
　真言宗には70年代に公害病問題に対して事業主を呪い殺すことを宣言していた「公害企業主呪殺祈祷僧団」というグループがあり、伝統的に東照や天台宗を敵視したりすることがある事がわかっており、説明が上手くいって地元が原発を受け入れた事に地元のお寺が関わっていた証拠はないが、呪詛を用いるという理由もありえないことではないように感じる。
　危険な場所にあるのは真言宗の寺というわけでは特になかったかもしれないが、村松山虚空蔵菩薩のところが空き地に近くなっていたのは自然災害が時たま襲ってきていからの可能性があって、立地条件としては太平洋のどこで大津波が起きるかわからない状況では東海と福島は悪い状況だった様に思う。
　呪術というのは証拠は残らないが相手を意識の上で攻撃できる方法であって、その考えを持った人がそばにいてそのように配置したら、多分呪術をかけていると思って良いと思われる。
　長期的に見た立地条件や環境、社会制度で攻撃してくることもありえなくもないわけで、しかも正しい考えをもって攻撃してこないのはほぼ明白で具体的な接触もないわけで、和解の見込みなく、長期的に接近しているとかなりの割合で息絶えそうである。
　「へんしょう」という語句を辞典で調べてみる「返章」という手紙を書いて返すことを意味する言葉が載っているので、空き教室で太陽に向かって座禅を組んで真言を唱える、「変称」とかと通じる名前もそれっぽい人間に向かって問いの手紙を送ったらこうなったということは本当にそれなのかもしれない。