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「如し」の意味

2013-06-06 07:25:41 | 日記
 昨日、「ハヤテのごとく!」に少しだけ触れたが、その前日には「真如苑」という宗教団体に触れた。
 二回、「如し」に関わるものが思い浮かんだのは何かの縁であろうと思い今日のテーマとした。

 「如し」という言葉は電子辞書の広辞苑第五版によれば以下の意味を有する。
 ①類似している意味をあらわす
 ②内容の具体的な解説を表す。
 ③例示を表す。
 ④推量、不確かな断定を表す。

 「ハヤテのごとく!」においては①から④までのどれでも当てはまるのだが、「真如苑」においても①から④までが当てはまってよいのかという感じがある。
「真如苑」に①から④を代入してみると、
 ①の意味にすると「真に似ている」という意味となり実際は偽である事を明示する事となる。
 ②の意味にすると「真の具体的な解説である」という意味となり本来言いたげな意味に近くなる。
 ③の意味にすると「真の例示である」という意味となり②の場合とほぼ同様に本来言いたげな意味となる。
 ④の意味にすると「真であろう。おそらくそうだ」と意味となりこれもありえなくもないような気がする。
という感じに自分ではなった。
 事件の発生後に「まこと教団」から「真如苑」に変わったので実際は①の意味もあったのかもしれない。
 別の話だが、「~ごときに~」という力や身分が足りない感じの時に用いる表現があるが、この場合はおそらく③の意味で用いているのだと思われる。
 用例として「挨拶をする良い人ごときに仕事を任せる」というのも実はありなのだと思うが、聞いた事は無い。
 
 この「如し」という感じがかなり頻繁に世界で混乱を生んでいるような気がするのだがどうなのだろうか。
 漫画が読める理由と、仏教などの宗教を理解できると感じる理由と、通貨の通用する理由と、詐欺が出来る理由は大体同じで、「如し」というもので納得できる感覚が人にあるからで、かなり高頻度でそれをやっているところには混乱が生じていると思う。
 その能力自体は悪くは無いのだが、それをメインにしているようなところでは混乱が深まりやすいという事は自分で忘れないようにしようと思う。

 前に性風俗と理趣経は多少関係あると言った事があるが、その経典によれば大日如来が他化自在天という悪い魔物が居る所の方に居る事となっており、その内容では禁止している男女関係が認められていて、性風俗とはそれを実行するところとして捉えられている場合もあったようなのだ。
 捉えようによってはそこは悪い事や嘘の側であって、もし、真言宗の信仰がある人間がそれをやっているのだったら極めて理解しづらいが正しい事をしない事を良しとするマントラ経の信仰の最も危ないところに落っこちている人もいないのではないかと思われるのだがどうだろうか?
   現在も半虚構の存在であるが、密教というものを秘密を共有する教えであると捉えたり、如来を女性であるととらえたりする誤りが昔の人には結構多く、それを半分意図的に温存したり、指輪やネックレス、ピアス、腕時計など金属製アクセサリーに特徴がある真言宗の既存の派閥に混じっている存在があるように見える。
 仮に「遍照」と呼ぶ事にしたのだが追っての報告はもうないかもしれない。


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