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大腸菌のタンパク精製

2013-03-04 08:57:15 | 日記
 大腸菌のガラスへの付着を防ぐために界面活性剤Tween20 0.002%を使っていたが、リン脂質は大丈夫だと思うし菌も元気だと思うのだが、タンパク精製の時にリゾチームとともに同じ界面活性剤を使っていたので少し気になる。
 たんぱく質の精製というのが大腸菌では一番お金になる事なので手につけたかったが、どうも自分のやっているタンパクの精製は出来ても活性をそのまま測るのは難しいらしいのでやっていない。
 大昔に湾岸戦争でイラクの生物兵器であるボツリヌストキシンが見つかったということが報道されていたが、精製すると何十万分の一ぐらいに少しだけになってしまい、とても弾頭に詰められるようなものでないと自分では最近思うのだが、どのくらい本当のことが報道されているのかは確かめようがない。
 カラムかビーズのクロマトグラフィーで精製した物を水に可溶な糖のような物質に混ぜてフリーズドライし、飴の様な物を作って微粉化してテクタイトの粉と混ぜるようなことをするのだと思うが、本当に可能でも言えるのは本当でない事だけなのでいつでも嘘としか言えないようなオカルトの域にしかならないし、量を作ると信じられないほどコストがかかるので無駄の様な気がする。
 炭疽菌の方が一般の人でもやれることなので警戒した方が良いと思う。
 この前、「Cell」という細胞生物学の分野のジャーナルで最もインパクトファクターの大きい雑誌の2013年2月28日発行の号の表紙に和服の少女の絵が載っていたが、東大の先生方の研究の説明らしい。
 あそこに載るのは稀に見ることであって、載った人は普通と同じに見てはいけないと思っているが頻度が高そうなところにいても今のところ隣に座っていた事(距離的に数メートルに接近したことはあったかもしれない)は無い。
 自分の研究室ではJournal of Bacteriologyに時々載っているようだが、まあそれでもすごい方だと思う。
 ただ、論文は常にチェックする人が追実験しているわけでないのでそこに載るのは誤っていない保証ではなく、研究の重要さに依っているということは優秀であったら必ず考える事なのだろうかと時々思う。
 優秀な人がその場でそう考えていないのだったら普通はそんな事なされていないというのが最近思うことである。
 世界大戦とか戦争の記憶があったころは気が張っていてそういう人もあったかもしれないが、今ではほとんど知らない。
 ただ、微妙に科学で遊ぶ人はそれだと思う。

 
  回折格子でマゼンダを分解した実験だが、光線においてマゼンダはないということは新発見だった。

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