ハタハタの1歩~側わん症とともに~

ハタハタのきまぐれな日記です!
側わん症とともにに生きてます!

学校で学んだことをすべて忘れてしまったときになお残るもの

2011-01-02 23:57:56 | 気づき

学校の授業で色々習ってきた。
でも、それが役に立っているのか

たまに疑問に感じることがある。
あくまで受験用という感じが強いからだ。

例えば地理。
自分は盆地は寒暖の差が大きいと学習した。

でも、実際大学選びをしたとき、岐阜は
地元滋賀と同じ気候だと思っていたからこそ岐阜にした。
(隣の県というのもあったけど)

しかし、現実は盆地なので、滋賀とは隣の県でも
気候はぜんぜん違う。

地理でやっていたのに
受験でのみに使える勉強しかしていなかったなと。

もっと身近な例で置き換えて考える機会があれば・・・
と思ったこともある。

学校の授業で学んだことは何だったのか

確かに、今の仕事は学校の授業で学んだことを活かすことが多い。
でも、教えようとすると忘れていることもいっぱいあった。

じゃあ、何で忘れるのに勉強するのか
勉強しなくてもいいのではないか

そう思うこともある。
でも、勉強する過程で、態度や知的好奇心をくすぐったり、
面白いなと思ったり、新たな発見をしたり、考えたり、悩んだり・・・
そういう過程こそ勉強だと思う

この考え方でいうと算数はぴったりだと思う。
解く過程で悩んだり、考えたり・・・

でも、世間からは
「算数をしばらくやっていないから、解き方を忘れた・・・」
そういう声を聞くことがある。

これって矛盾していないか??

この疑問に答えてくれているのが、今から紹介する本。

「できる子供は知っている 本当の算数力」
小田敏弘著 日本実業出版社 2010年

この本は、自分が算数をどう教えようかと思案しているときに目に付いた本。
どうせなら、将来も使える力をつけてほしい!

この本では、今の学校教育では、
計算(処理)すること=算数と言っている。

本当に必要な算数力は、
解くこと
(問題の情報を整理し、解答を組み立て、計算し、答えを出し、確認する。)である。

これを学べただけでも大きかった
今はこの本を参考に算数の授業をしています
もちろん、テクニックを教えるときもあり、処理する算数だなと思いつつ、
でも、どうなんやろ?と考えさせることも取り入れています

少しずつ解くということができるようになってもらいたいしね



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あけましておめでとうございます (コーンスープ)
2011-01-03 12:51:31
あけましておめでとうございます。このブログをいつも大変楽しく拝見しております。今年もよろしくお願いします。たまにコメントします。
返信する
Re:あけましておめでとうございます (ハタハタ)
2011-01-03 23:17:32
明けましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。拝見していただき大変うれしく思います。
今年もよろしくお願いします。
返信する

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