「きぬかつぎ」といえば、どんな種類のイモを皮ごと茹でた料理でしょう?
・ジャガイモ
・サツマイモ
・ヤマイモ
・サトイモ
→ サトイモ
「きぬかつぎ」はもともと「きぬかずき」という女房詞で、小粒の里芋を皮のまま茹でるか蒸すかしたものを指します。温かいうちに皮をむいて塩をつけて食べる料理です。
きぬかつぎ:
サトイモの1/3程度の位置に包丁でぐるりと切れ目を入れて蒸し、中央で皮をつまむと1/3だけを残して皮がするりと剥け、若いマツタケのような外観になる。この一部に皮のついた様子を、平安時代の女性の衣装「衣被ぎ」(きぬかづき)になぞらえて名付けたものである。後にきぬかづきが転じて「衣かつぎ」と呼ばれるようになり、「絹かつぎ」と表記される場合もある。
また、石川早生(石川芋)という品種のサトイモの、特に秋口にのみ出回る子芋もきぬかつぎと呼ばれている。これは衣かつぎとして食べるのに最も適しているためである。
里芋と言えば、全国的に有名な山形の「芋煮会」。
それと、京都の海老芋を思い出す。
なお、京都の海老芋は、お正月のお重に入る京野菜の煮物。
海老芋を使った料理は、八坂さんの北東側の円山公園内にある「いもぼう」が有名。
若かりし時、何度か、京都のお昼に頂いたことがある。
東京に住んでいた頃の京都出張時、少し早目に出かけ、八坂さんにお参りしてから、会社に行っていた。
大体が、お昼頃だったので、いもぼうの昼定食を食べていた。
個人的には、芋類は、どちらかと言えば、余り好きではない。
美味しいと思ったのは、北海道で食べた「じゃがバター」と、徳島の「金時芋」。
山形でも、接待の芋煮会で食べたけれど、好きにはなれなかった。
サツマイモの天麩羅も好きではない。
フライドポテトも、ポテトチップも余り食べない。
唯一、芋と言う名で、大好物は、ネバネバ系の山芋。
多分、あの食感が合っていると思う。
食感は芋系に近いものとして、「栗」があるが、どう言う訳か、栗は大好きである。
自分でも、変な舌であると思っている。