昨日、バールのようなもので金融機関の強盗がありました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180516/k10011440101000.html
16日朝、東京 杉並区の信用金庫に男が押し入り、バールのようなもので支店長を殴って現金およそ1100万円を奪って逃げました。
落語でもネタになったこともあります。
さて、バールの様なもの。
バールではないのか?
バールかも知れない。
分からない時に使われる言葉であります。
この言葉で検索したら、詳しく書かれていました。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE
バールのようなものとは、バールのようではあるが、バールと断定するに至らない何かである。
バールのようなものとは、例えば刑事事件等において残された痕跡や特徴等からバールのようではあるが、物的証拠等の不足(実際に使われた工具が見つかっていない等)により、バールと断定するには至らない状況下において、犯行に使われた道具を指し示すときに使用される用語である。
なぜ、このような曖昧な情報が世に出てくるのかについては理由がある。先の例に出したように情報の出処の第一は警察発表である。警察は捜査中の事件について、報道関係者にその時点までの断片的な情報を公開することがある。
ここで最初の例に戻ると「バールのようなもの」が使用された痕跡はあるが、肝心の「バールに類する道具」は発見されていない。
となると、この時点で報道関係者に発表できることは「バールのようなものが使用された蓋然性が高い」ということになる。
今回、様なものを調べていたら、「の・ようなもの」の映画があることを知りました。
何時かは見たいと思いました。