ことわざで、自ら進んで困難や災いに飛び込む愚かさを例えて、「飛んで火に入る何」というでしょう?
・腹の虫
・芸の虫
・本の虫
・夏の虫
→ 夏の虫
虫は光に向かって飛ぶ習性を持ちます。夏の夜、明るい光につられてやってきた虫が、自ら火の中に飛び込んで焼け死んでしまう様子に例えてこのようにいいます。
「飛んで火に入る夏の虫」の意味は、次のとおり。
〔明かりにつられて飛んで来た夏の夜の虫が火に触れて焼け死ぬことから〕
それと気づかずに,また,自ら進んで危険に飛び込むことのたとえ。
時代劇等では、悪党が、主役に向かって言う、定番の台詞(セリフ)である。
回答案は、次のとおり。
腹の虫(はらのむし):
1 腹の中にいる寄生虫。回虫の類。
2 空腹時の腹鳴りを腹の中に虫がいて鳴くものとした、その虫。
3 腹立ちなどの感情を腹の中にいる虫によるものとした、その虫。
芸の虫(げいのむし):芸道に熱心な人。
本の虫(ほんのむし):本が非常に好きで読書ばかりしているような人、本を四六時中読み漁っている人、などという意味で使われる表現。