地震の規模を表すもので、一般に記号「M」で表記されるものといえば何でしょう?
・マッハ
・メガトン
・モル
・マグニチュード
→ マグニチュード
一般に震央から100キロメートル離れた地点の標準地震計の最大振幅から測定されます。ちなみにマグニチュードが1増えると地震のエネルギーは約30倍増加します。
マッハ:
音速(秒340メートル、時速1224キロメートル)との比例で用いられることがある。
本来は、マッハ数(Mach number)と言い、流体の流れの速さと音速との比で求まる無次元数。<無次元数とは単位系に依らない量であるので、一般化されたある現象の特徴的なパラメーターとして用いられる。つまり、相対比のことを言っている>
メガトン:
重量の単位で、100万t。記号は「Mt」。おもに核兵器の威力を示すときに使う。水素爆弾の爆発力はTNT火薬に換算して100万t以上になるので、メガトンを用いて表す。
モル:
モルは、0.012キログラム(12グラム)の炭素12の中に存在する原子の数と等しい構成要素を含む系の物質量である。
因みに、マグニチュードを地震になぞらえ、大きな影響度を示す言葉として、使われている時があるが、インターネットで調べた限りでは、その用例は見つからなかった。
メガトンも、メガトン級という表現で、大きな影響度を示す言葉として、使われている。