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重篤とは?

2020-02-24 | 新型コロナ(COVID19)

CORVID-19のニュースで使われている「重篤」とはなにか?

重篤を解説しているHPです。

https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/teian/ruikeibetu/teiango/teiango-ruikei-a/zyutoku.html

次のように記述されています。

5.重篤(じゅうとく)

1.一般の人には知られていない言葉(認知率50.3%)であるのに,患者に対してこの言葉を使う医療者は多い(医師65.7%,看護師・薬剤師29.9%)。別の言葉で十分言い表すことができる意味であるので,「重篤(じゅうとく)」という言葉は使わないで患者に説明するようにしたい。

2.「重篤な症状」「重篤な副作用」などと言いたい場合は,「非常に重く,生命に危険が及ぶ症状」「とても重い副作用」などと言い換え,「症状の重篤化を防ぐ」は「症状がひどく悪くなるのを防ぐ」などと言い換えると分かりやすい。

 

この記述からわかるのは、生命に危機が及ぶ症状という事です。

 

では、危篤と重篤の違いは?

https://syukatsulabo.jp/funeral/article/13125

・危篤とは?

今にも息を引き取りそうな状態であり、回復があまり見込めない状況のことを危篤といいます。

危篤と病院から聞かされた時、患者の容体としては血圧の極端な低下、呼吸微弱などで回復が見込めないと医師が判断した場合が一般的に危篤といわれています。

危篤は数時間から数日続くこともあり、回復することもごくまれにあります。

ですので危篤状態と連絡を受けたら、一刻も早く病院に駆けつけるようにしてください。

・重篤とは?

重篤とは、このままの状態では死に至ってしまう状態のことを指します。

病院では一般的に重篤とは患者や家族には話をしないよう指示があり、重篤という言葉の代わりに非常に重く、生命に危険が及ぶ症状といった使い方をします。

またこのままでは命の危険がある場合でも、治療により回復の見込みが高い症状の時に重篤な状態と使われます。

そのため反対に、重篤な状態を防ぐといった使い方も病院で行い、一般的には状態が悪くなるのを防ぐといった言い方を病院では行います。

 

まあ、厚労省の役人としては、危篤と言う訳にもいかないし、非常に重く、生命に危険が及ぶ症状ではありますが、治療により回復の見込みが高い時に使われている様なので、重篤と使っている様な気がします。

非常に重く、生命に危険が及ぶ症状ならば、危篤の状態と考えた方が良いと考えます。

 

TVに出演されたいた関西福祉大学の勝田吉彰教授がこう述べていました。

重篤な状態とは、肺炎になって、(呼吸を確保するための)器具を入れないといけない状態という事でした。

この表現で、どういう状態かは分かると思います。

 

メディアで取り上げて欲しいのは、厚労省の役人が言っている言葉の意味を、分かり易く伝えて欲しいという事です。


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