映画、「祇園囃子」の冒頭は、清水寺から知恩院までの東山が撮影されている。
八坂の塔、大雲院の祇園閣(祇園祭の鉾を模した塔)、知恩院の大屋根。
その映像の続きが、下にカメラを向けて、祇園の町が映されて始まる。
私が驚いたのは、この時代は、殆どの民家が2階建て、くても3階建て、高い建物が無かったことである。
また、その続きの画面には、りす?を売り歩く大原女もいた。
1953年の作品なので、1952年から1953年頃の京都市内の風景と考える。
映画の中には、祇園白川、八坂神社も写っている。
主役の小暮美千代が綺麗だった。
若かりし若尾文子が、舞妓さんとして出演されている。
祇園の舞妓さん、芸子さんの世界と、古き京都の文化、景色が垣間見れる映画でした。