森林レクリエーション 原稿改 080409
「ツタを編む」と銘打ったプログラムを3泊4日、たっぷりと時間をかけて企画実施した。場所は北海道の道南、黒松内町のトドマツの植林地。アケビのツルや草を編む専門家のTさんを講師に、1日目は素材の勉強会。二日目は籠編みに必要なツルを取りに許可をもらった山へでかけた。
手入れがあまりされていない森には思いがけない程の太さのコクワや山ブドウがあり、樹に巻き、あるいは地面から斜め上の高い梢まで伸びていた。時には4,5人で綱引きするような力技で大量の素材を確保した。
三日目は制作。廃校舎の体育館にツルを太さによって分けた後、制作にとりかかった。当初は小さな籠づくりと予想した講習会だったが、男の参加者が多い、素材が太くて長いこともあり、作品は事の外、大きくなり人間が座れるバスケット状が多くなった。太いコクワは水分を持っていて意外に曲がるのだが体力勝負。自分がイメージする形に曲げようと、中には二人、三人かかりで力闘し汗まみれになる参加者もいて、エクスサイズ効果抜群であった。苦労するだけ形も現れる。爽快な労働だ。夕刻には製作者の笑顔に囲まれた、たくさんの逸品と記念撮影ができた。
四日目は「暮らしの中にかごを取り入れよう」をテーマに、教室の一室を作品達で飾り、地元で取れた野菜、米や魚を使って料理を作り、みんなでゆったりと食事をする「時」を過ごした。
「樹木」と「材」・・木とじっくりと向き合う4日間となった。
「ツタを編む」と銘打ったプログラムを3泊4日、たっぷりと時間をかけて企画実施した。場所は北海道の道南、黒松内町のトドマツの植林地。アケビのツルや草を編む専門家のTさんを講師に、1日目は素材の勉強会。二日目は籠編みに必要なツルを取りに許可をもらった山へでかけた。
手入れがあまりされていない森には思いがけない程の太さのコクワや山ブドウがあり、樹に巻き、あるいは地面から斜め上の高い梢まで伸びていた。時には4,5人で綱引きするような力技で大量の素材を確保した。
三日目は制作。廃校舎の体育館にツルを太さによって分けた後、制作にとりかかった。当初は小さな籠づくりと予想した講習会だったが、男の参加者が多い、素材が太くて長いこともあり、作品は事の外、大きくなり人間が座れるバスケット状が多くなった。太いコクワは水分を持っていて意外に曲がるのだが体力勝負。自分がイメージする形に曲げようと、中には二人、三人かかりで力闘し汗まみれになる参加者もいて、エクスサイズ効果抜群であった。苦労するだけ形も現れる。爽快な労働だ。夕刻には製作者の笑顔に囲まれた、たくさんの逸品と記念撮影ができた。
四日目は「暮らしの中にかごを取り入れよう」をテーマに、教室の一室を作品達で飾り、地元で取れた野菜、米や魚を使って料理を作り、みんなでゆったりと食事をする「時」を過ごした。
「樹木」と「材」・・木とじっくりと向き合う4日間となった。